2019年7月30日火曜日

吉本興業に日本テレビのキツ———い1発!!



あ〜あ、とうとうきちゃいましたね督促状(↓)。このままウヤムヤに、なりゆきまかせでトボけられるほど世の中甘くなかったちゅーことですな。人のことはいえませんけど。私の場合は自宅が競売決定だったんだよ〜ん。固定資産税の未納で。



もとい。まあ、どこかトボけているのが善くも悪くもお笑いを売る吉本興業の体質であり、したがって税金が投入される行政がらみのプロジェクトには向いていない根本原因なのだけれども、まずはホームともいうべきテレビ局からものいいがつくとはね。





◆『日刊スポーツ』2019年7月28日配信
【日テレ小杉社長、吉本興業に3点の回答文書を要求】

《日本テレビ小杉善信社長(65)の就任後初となる定例会見が29日、都内の同局で行われ、闇営業問題渦中の吉本興業に対して、同局が書面で、第三者委による調査など3点の申し入れをしたことを明らかにした。

小杉社長は「かなり早い段階で、吉本興業の岡本社長と先方が来社された折にかなり強く日本テレビとしての立場を申し上げました」と説明。その後事態が二転三転したため、26日付の文書で吉本に以下3点の申し入れをしたと明かした。

(1)事実関係の確認を早急に、第三者委員を設置してやって欲しい

(2)反社会勢力との関係を遮断する施策をすみやかに公表して欲しい

(3)企業としてガバナンスを徹底する方策をどう考えているのか示して欲しい

小杉社長は吉本の返答はまだないとし「文書で回答して欲しい」と述べた。

また雨上がり決死隊・宮迫博之(49)の出演していた「行列のできる法律相談所」(日曜午後9時)を降板とし、その後宮迫をめぐる状況が変化していることについて、小杉社長は「契約解除が(降板)理由とは申し上げていない。総合判断した上で出演を取りやめるということ」と決断に変化がないことを強調した。》





申入書というよりもコンプライアンス策を早く示せという督促状である。しかし挙げられている3点すべてについて吉本興業は後手に回り失点を重ね続けている。



「(1)事実関係の確認を早急に、第三者委員を設置してやって欲しい」については、事件発覚後、初期の段階で自社において事実関係を詳細にチェックすることをせず、ただマスコミ報道に流されて場当たり的な対応を繰り返したことが明らかになってしまったからだろう。例の宮迫博之(49)の反社会的集団との闇営業と飲酒ウンヌンによる処分→処分撤回→処分再検討のドタバタ劇である。
「第三者委員を設置してやって欲しい」とは、これすなわち吉本興業内部ではできないんでしょ、と引導を渡されたようなものだ。情けなか。



「(2)反社会勢力との関係を遮断する施策をすみやかに公表して欲しい」。あれま、これはタイヘンタイヘン。6月27日、いわゆる闇営業問題が発覚して慌てて出した反社会的勢力の排除に関する「決意表明」がなんの意味ももたない、と改めて指摘されたようなものだ。
そしてテレビばかりでなく板の上での芸能を扱っている限り、常識的に考えて反社会勢力との関係遮断は至難の業であろう。個人レベルではベテランクラスにとくに問題が多いはず。厳密にやれば所属タレントが何人もクビに、という事態を招く。
しかも、それでもいちおうは効果的と思われる施策をすみやかに公表しなければならないのだ。他のメディアもとうぜんこの申入書のなりゆきを注視している。半端な内容では今後の所属芸人起用を見合わせられる可能性が高い。



「(3)企業としてガバナンスを徹底する方策をどう考えているのか示して欲しい」っていわれてもなあ、決定的に人手が足りないわけよ。友近(45)がいっていたけれども、いきなり現場に送り込まれてくる新人マネージャーの教育を芸人がおのおの各自でやる状況が恒常的になっているらしい。挨拶だのなんだのから。そのうえマネージャー1人が複数の芸人を抱えていることが当たり前なので、つまりマネージャー対芸人比率も1対9みたいなので、収録の現場にマネージャーがいないことが多い。それでガバナンスうんぬんといわれてもねえ。



さらにもっと大きな観点から見ると、これがたぶん今回噴き上っている芸人たちの不満の根底にあるのだろうと思うのだけれども、吉本興業が行政がらみの仕事をすることのムリや歪みがいたるところに現れているのではないかと思うのだ。そしてそれらは待遇・環境その他、芸人たちにしわ寄せされている。それも諒解まったくなしのトップダウンで。
行政関連プロジェクト担当も芸人も同じ会社の人間としてもう1度フラットに見直すか、それとも相容れないものとして分社化するか、決断すべきときだと思う。



7月28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)で松本人志が「何も“VS構造ではない”と。むしろ(自分と加藤浩次の)二人の言ってることは、全く同じ気持ちで、ただゴールが少し違いはあるので、その折衷案を探ってる状態なんですよ」と語ったのもこのあたりの事情なのだろう。



相方の山本圭壱(51)が不祥事を起こしてから13年、コンビとしては煮え湯を飲まされ続けた加藤浩次と経営の中枢に入り込んで王国を築き上げた松本人志との“折衷”はそれほど簡単なものではないとは思うけれども。ちなみに同じく淫行騒動を起こした“松本人志グループ”の板尾創路(56)は事件から1年を待たずに復帰している。



ああ、そうそう。松本人志が同じ『ワイドナショー』で「芸人が本当に一体となって、会社に改善して、それから膿(うみ)はなんか…悪いことやってると正直に全部いってくれと。そこをちゃんと明確にしないんやったら、もう僕が全員芸人連れて出ますわ」とかいうような、ちょっと意味不明の発言をしていたのだけれども、これは吉本興業が「悪いことをやっている」ということなのであろうか? それとも芸人が? だとおもしろいけど。



それとマジメな話、いま吉本興業と関係している行政団体がどう動くかだよねえ。行政、日本テレビよりコンプライアンスに鈍感でいいの? ってわけでさ。(了)




 † ミッツ・マングローブの脚が長いとかカッコいいとか。そんなものなんの役に立つ?

 †† マスコミのオモチャ、宇垣美里(28)の消費期限は年内いっぱい

 ††† 小倉智昭(72)の口車に乗せられてフジテレビ退社を決意した笠井信輔(56)。みのもんた(74)が「マヌケな師弟」とひとこと






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