2019年7月26日金曜日

吉本興業問題。考えてみれば関西は外国みたいなもんだもん



あー? いま「長いものには巻かれろ」といったヤツは誰だ? ん? そこのアゴ(63)か? おまえ暴力団との付き合いがバレて会社辞めたんじゃなかったのか? ん? それで完全に縁は切れたのか? ん? あんときは会社を辞めるっていうからしつこくは追求しなかったけれども、よく戻ってこられるつもりになってるな。



会社も会社で、できるんだかできないんだかわからない行政案件をいくつもむりやり抱え込んでるからコンプライアンスがち守り(byかねちー)、少なくともそのポーズで突っ切らなきゃいけないときなのによお、よくもまあおまえみたいなウサン臭いヤツを近付けようとするよなあ。理解でけん。



友達のデッパ(64)と一緒になって会社を救うとかなんとかだけど、社長・会長を筆頭にその仲よしジジイどもが手を取り合って好きなようにやっているのがイヤだといっているわけよ、若い衆は。そこをまたぞろ先輩風、ジジイの圧力で抑え込もうとしているならゲンナリどころかグッタリくるわ。



でもって会社はお決まりの“外部委員会”の設置でお茶を濁そうとしているわけじゃん。こんな使い古された常套手段に引っかかる令和の世間じゃないわけよ。芸人は引っかかるかもしれんけど、もし引っかかったとしたらグッタリどころかついでにえづくわ。↓





◆『東スポWeb』2019年7月25日配信
【吉本興業が「経営アドバイザリー委員会」設置 契約・ギャラ・反社など体制強化へ】

《 闇営業問題で揺れる吉本興業が25日、「経営アドバイザリー委員会」を設置すると公式サイトで発表した。

今後の社内体制、タレントとの契約、ギャラ、リレーションシップ強化について検討するもので、国際医療福祉大学の川上和久教授(61)を座長に据え、第1回委員会を来週中にも開催する。

吉本は、お客さまを第一とする理念のもと

「1、反社会的勢力の排除のためのより盤石な体制構築」

「2、すべてのタレントとのリレーションシップ強化の方策」
【タレントとの契約の在り方・マネジメント体制・悩み相談事・ギャランティに関する事などの諸課題】

「3、現行のコンプライアンス体制の検証とさらなる強化」

「4、吉本興業グループ全社のガバナンス強化の方策」

など、今後の社内体制、タレントとの契約、ギャラ、リレーションシップ強化について検討する。》





1、3、4はもうアタマが痒くなるくらいあたりまえのことで、これの検討をわざわざ外部委員会を設置してやりますとマスコミに報告するほどのものではない。大企業といわれる会社ならどこでも恒常的に取り組んでいることだ。



つまり眼目は「2、すべてのタレントとのリレーションシップ強化の方策」であろうことは明白だけれども、その前にあのバカ社長(53)はどうする? 「テープ回してへんやろな」のあの社長。あの社長こそが「すべてのタレントとのリレーションシップ」のネックだべ。



コンプライアンスとガバナンスのダメさを広告して歩いているみたいなあのスタミナ社長をなんとかしてからの対タレントうんぬんというお話じゃないの? まったくどいつもこいつもどあつかましい。



吉本興業は今回の騒動にはさまざまな面がある。シャキーン。



◆ 世代間闘争

◆ 派閥闘争

◆ 労働紛争

◆ インサイダーVSアウトサイダー

◆ 西VS東



「インサイダーVSアウトサイダー」というのは、ゴリゴリの体制の中枢に喰い込んでお固いさんとの仕事を伸ばしていきたい会社の方針と、もともと市民社会のすね者、はねっかえりなお笑い芸人の資質との衝突である。片方はしかめっ面で威厳を保つのが仕事、片方はそれを混ぜっ返すのが仕事、うまく両立できるわけなどないのだ。



「西VS東」というのは、古くは上方と江戸の文化の違いみたいなもので、西のお笑いと東のお笑い、大阪の芸人と東京の芸人の競合、とでもいえばいいのか。『ドリーム東西ネタ合戦』(TBS)、『初笑い東西寄席』(NHK)、『新春生放送! 東西笑いの殿堂』(NHK)みたいなもん。



ざっくりと挙げてみた「世代間闘争」から「西VS東」までの5項目に対して有効な手を打とうとすれば、答えはいうまでもなく明白。分社化するしかない。これは「加藤の乱」とかなんとかいって済ませられる問題ではない。



でもって、これらの局面で私がもっとも興味があるのは「西VS東」だ。私には関西人の親しい知り合いはいないし、関西以西の会社とは仕事上の付き合いもない。ほとんど関西に住んだこともない。したがって私にとって関西といえば吉本興業であった。



しかしその吉本興業の芸人が長いものに巻かれるのをよしとし、案外小賢しく、オノレの利益に敏感な連中ばかりだということになれば、もうなにを見ても笑うことはなくなるだろう。見る気にもならない。それはもちろん最近の“愛すべきアホ”みたいな芸風の蔓延にも原因があるだろうけれども、アホだと思っていたらしっかり姑息な計算づくで生きている、となったら、まったく食指は動かない。



そうなんだよなあ。日本には西日本と東日本があったのだよ。フォッサマグナの西、糸魚川から静岡のラインでブリとサケ、丸餅と角餅、うどんメインとそばメイン、豚まんと肉まん、肉じゃがに牛肉と豚肉、青ネギと根深ネギ、魚の腹開きと背開き、軟水と硬水、指紋の渦状紋と蹄状紋、それから蛍の発光パターンまでなんだかんだでずいぶん違っている。



電源周波数だって西日本は60Hz、東日本は50Hzだ。だから東日本のオーディオ機器を西日本にもっていって鳴らすと元気よく鳴る。しかし分断ばやりの今日このごろのこのオレだ(byかねちー)。まったく興味すら失ってしまった。



今回の吉本興業の騒動は、西日本と東日本の霊的葛藤のような気がしないでもない。っていきなりこんなことをいわれても面食らうだけかもしれないのう。ただ、西日本には西日本の、東日本には東日本の地霊のようなものがあるのではないか、と、そういうことを思い出してしまったのである。そういえば西日本、東日本ってあったなあ、と。NTTもJRもそうだもんなあ、と。



吉本興業のおかげで勢いがあった私のなかでの西日本の地霊が、いま急速に力を失いつつある。これからは重くシリアスで融通の利かない東日本の地霊が跋扈するにちげえねえ。(了)





 † 18年前に私も岡本昭彦に恫喝されました、と書いた清水圭(58)のブログ。すでに3日目にはいち早く削除

 †† 「騒動の着地点がわからない」とやたらすばしっこい風見鶏・山里亮太(42)が鳴く 

 ††† 吉本興業が政府と連携していい企業なのか、各方面で改めて疑問が噴出中

 †††† 遅くとも来年中には大崎洋会長、岡本昭彦社長ともに退任を余儀なくされるけれども、加藤浩次(50)はそのための捨て石を自覚か





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