なぜそんなに矢口真里が憎いの?

女とくに主婦層には蛇蝎のごとく嫌われている矢口真里（36）である。憎悪されているといってもいい。名前を出しただけでこちらまで白眼視されてしまう。ただどうしてそんなに嫌うのか知りたかっただけなのに。まるで現代の魔女である。おお、あからさまに示唆的じゃのう。

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ヒール（嫌われ者）界に最近、彗星のごとく現れてこの矢口真里を猛追しているのが岡井千聖（25）だ。競輪の年間賞金王を略奪したあとも金持ちに色気を見せていたことがバレて嫌われ人気ロケットの第２段目が噴火中である。

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あともう１人、ショタコン不倫という強烈悪業キャラの後藤真希（33）もなかなか手強い。今年３月にそれがバレて夫が不倫相手に損害賠償を請求。６月に和解が成立。でもって今月７月にはインスタグラム投稿を再開、あざとくも『FLASH』に夫婦で相合い傘のツーショットも撮らせている。仕事再開、やる気満々。

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うーん、奥様的にはこの尻軽女がなにをシレッと、という感じであろう。しかし私としては「損害賠償」の文言に目がいってしまってそれどころではない。いったいなににどんな損害があったの? あ、精神的損害のこと? なんだよう。

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まあ、後藤真希はおそらく仕事再開も容易ではなく、遠からぬうちにAV出演に到るという見通しが一般的なようだ。なぜか夫婦共演で。

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矢口真里、後藤真希、岡井千聖は全員ハロプロ出身だ。AKBでも高橋みなみ（28）の卒業直後の３連泊みたいな辛抱タマラン系の笑える話題があったけれども、ハロプロOGの底なし沼的ディープさにはまったくかなわない。シャランqの歌世界そのままなんだよなー。

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でもなー、ハロプロOGにだってもちろんちゃんとした娘御はいるわけで、元モーニング娘。（９期）・現BABYMETAL AVENGERSの一員、鞘師里穂（21）のなんと可憐で健気なプロフェッショナルなことか。おかげでBABYMETALは新たなスタートを切ることができた。ありがとう!! 鞘師里穂。

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もとい。私は『人生の並木路』といおうか、別角度から見れば裸一貫親孝行な岡井千聖は置いておいて、矢口真里と後藤真希のいずれにも悪い感情をもっていないのである。ご推察の通り底なし沼的ディープさも好きである。ヤラシイから。とくに後藤真希は「一部週刊誌で報じられている通り昨年、夫とは別の男性と関係がありました」と謝罪文に手書きする女である。よくツボを押さえておる。

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矢口真里はあと２ヵ月で男児の母親になるらしい。チンチン引っ張られるんだろーなー、男児。しかし（↓）この記事は世間の反感に乗じてあまりに恣意的といわざるをえない。

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◆『アサ芸plus』2019年7月12日配信
【矢口真里が子どもを男の子と告白！次々と上がった「男でよかった」安堵】

《　タレントの矢口真里が「矢口真里の火曜The NIGHT」（AbemaTV）で、生まれてくる子どもの「性別」を明らかにした。出産まであと約2カ月となった矢口は、赤ちゃんの名前について聞かれると、男の子である可能性が高いことを明かしたのだ。

これに対してネット民から「男の子で本当よかったね」「矢口は男で安心しているだろうな」という声が上がっている。

「矢口は前夫との不貞騒動の際、夫の留守中に間男を連れ込み、夫婦のベッドでコトに及んでいたと報じられています。それを大きくなった子どもが知ったらどう思うでしょうか。男なら笑ってすませるかもしれませんが、女性だったら…。不埒な行為を楽しんでいた母親の娘として生まれてきたことをどう思うでしょうか。ネット民がよけいなお世話ながらも安堵しているのもわかります」（芸能ライター）

その名前も気になるところだが、矢口は〈なかなか渋いですよ。50代男性ぐらいの名前〉と、ほぼ決めているらしいことを明かしている。なんでも名前を提案したのは夫で、幸せになれる画数だったのだという。ともあれ、無事に元気な子を産んでほしいものだ。》

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なにをつまらぬ講釈を。いわずもがな「男なら笑ってすませるかもしれませんが、女性だったら…。不埒な行為を楽しんでいた母親の娘として生まれてきたことをどう思うでしょうか」のところである。

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あのなあ、母親が「夫の留守中に間男を連れ込み、夫婦のベッドでコトに及んでいた」ことを知って笑ってすませる息子がどこにいる? バカなのか? 息子は大荒れに荒れるに決まっているではないか。それに「不埒な行為を楽しんでいた母親の娘として生まれてきたことをどう思うでしょうか」といったって、女の子目線で見ればみんな「不埒な行為」の結果生まれてきたわけでしょ。

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そもそも2013年３月のあの日、矢口真里は行きずりの男をお持ち帰りしたわけではない。『FRIDAY DIGITAL』2019年４月６日配信【「素直に話していれば…」ママになる矢口真里の「後悔」と「打算」】はこう書いている。抜粋してご紹介しよう。

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《　矢口さんといえば、真っ先に出てくるのが13年に起こした自宅での不倫騒動だろう。元モデルのＡ氏と11年に結婚した中村昌也さんがその場で鉢合わせしたことが、大々的に報じられた。

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そのきっかけは当時、私がいた『週刊女性』のスクープだった。まずはライバル誌が矢口さんと中村さんが別居していることを報じた。そこでの理由は夫婦間の収入格差とされていた。

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だが、本当の原因が矢口さんの不倫であるという情報を『週女』はキャッチ。芸能班が総出で交友関係を洗い出し、友人や彼女の行きつけだった飲食店などを、しらみつぶしに当たったのだ。そして出てきたのが、Ａ氏と中村さんが自宅で鉢合わせたという修羅場だった。

　〜 略 〜　

不倫の取材過程で、矢口さんがＡ氏にゾッコンだったことは痛いほど分かっていた。だからこそ、不倫報道から約半年後に、『週女』は矢口とＡ氏のツーショットを報じることができたのだ。

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もし、不倫が発覚したときに、「夫が居るのに、本当に好きな人に出会ってしまいました」と矢口さんが素直に話していたら、彼女への風向きは変わっていたのではないかと思う。不倫は決して称賛されることではないが、少数とはいえ共感する人が居たのではなかっただろうか。そのことを彼女が後悔していたとしても、不思議はないだろう……。》

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だがしかし、世間のみなさま、とくに既婚女性のアタマは嫌悪と軽蔑と憎悪でパンパンで、矢口真里の都合について思いを馳せるスキマなどまったくないように見える。

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なぜなのだろう? 「主婦層は既婚女性の不倫を絶対に許さない」みたいなことは、芸能評論家とかレポーターとかいう人たちのクリシエと化している。いわゆるW不倫でその結果、自分も相手も家庭崩壊などということにでもなろうものなら無間地獄に突き落としてやらなければ気がすまないいぃぃ!! くらいの勢いである。

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山尾志桜里（44）大丈夫かなあ。倉持麟太郎（36）とホテル１泊した早朝、文春の直撃を喰らったときのホッカホカの顔が忘れられぬ。ともかく、なぜこれほど感情的なまでに矢口真里は疎まれるのか。

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それはたぶん、既婚女性のあまりにもの窮屈さ、不自由さのせいだろうと私は思う。ああ、本日あたためていたテーマがワンセンテンスで片付いてしもうた。しかしこれ以上お話しすることはない。とばっちりを受けそうでとても怖い。（了）




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