2019年7月14日日曜日

「魂の15分9秒」、滝沢秀明の旧世代への宣戦布告



ヤバいね、ヤバい。「腹筋太鼓」に「メカ太鼓」。なにか見てはならないスゴ〜くヤバいものをみたような気分。だいたい「腹筋太鼓」に「メカ太鼓」などというネーミングがジメジメと秘密めいていてヤらしいではないか。「時雨茶臼」とか「仏壇返し」みたいで。



「腹筋太鼓」は大太鼓の前に仰向けに寝て腹筋で上半身を起こし、太鼓を叩くワザ。「メカ太鼓」はやぐらに外向きに3基の太鼓を設置し、これもそれぞれの前の床に仰向けに寝て太鼓を叩く。しかもやぐらは人力によってグルグル回転し、座っている床は128度というか水平からマイナス52度、花びらのように垂れ下がるのである。



演者には遠心力と傾斜からの力が加わり、「腹筋太鼓」どころではない負荷がかかる。やぐらを歌舞伎というか奴隷船方式というか、足元で人力で回しているところといい、SMショー的気分フンプンである。



「腹筋太鼓」「メカ太鼓」ともに演じるときには上半身裸にならなければならない決まりらしい。素晴しい。できればフンドシをキリッと締めていただければなおさらよかったと私は思う。



なんの話をしているかというと、(↓)コレでござんす。






◆『モデルプレス』2019年7月13日配信
【ジャニーズJr.、滝沢秀明プロデュース・ジャニーさんへの“魂の15分9秒”に反響 先輩が見守る】

《 13日に生放送されたTBS系『音楽の日 2019』(午後2時から翌朝5時まで)にて、滝沢秀明がプロデュースする企画のもと、ジャニーズJr.が歴代ジャニーズの名曲をメドレーで披露し、反響を呼んでいる。

◆Snow Man・HiHi Jetsら、滝沢秀明プロデュースで名曲披露

昨年タレント活動を引退し、現在は裏方に専念している滝沢が『音楽の日』のために、Snow Man、HiHi Jetsらジャニーズの未来を担うジャニーズJr.たちが様々な演目で、番組テーマの「汗」を流すという企画を考案。

9日にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)が逝去。このタイミングでの放送となり、パフォーマンス前には総合司会の中居正広を中心に出演ジャニーズタレントが一同に集結し、V6の坂本昌行が挨拶。滝沢からの手紙も紹介され、ジャニーズJr.たちは大勢の先輩たちに見守られながら、15分9秒、ノンストップでパフォーマンスを披露した。

パフォーマンスはSnow Manが「仮面舞踏会」(少年隊・1985年)、「ひらりと桜」(滝沢歌舞伎ZERO)をステージで歌った後、HiHi Jetsがローラースケートで「ギンギラギンにさりげなく」(近藤真彦・1981年)をTBSのロビーで歌唱。そのまま玄関から外に出ると「STAR LIGHT」(光GENJI・1987年)を『オールスター感謝祭』の赤坂五丁目マラソンでおなじみの“心臓破りの坂”、局舎内をステージにして所狭しと走り回り、汗をかきながら熱いパフォーマンスを見せた。

そして、ステージに合流すると、他のJr.メンバーとともに、「滝沢歌舞伎」の名物“腹筋太鼓”へ。鍛え抜かれた己の肉体を極限まで使い、全身で太鼓を打ち据えた。腹筋太鼓とは、腹筋に負担がかかるアクロバティックな姿勢を保ち、上半身裸で6つに分かれた腹筋を見せながら太鼓を打ち続けるという
演目。今回番組では、3人乗りで高速回転しながら太鼓を打ち鳴らす「メカ太鼓」という特製装置も使用した。

デビュー組も時には真剣な表情で、時には笑顔で後輩たちのパフォーマンスを見守り、温かい拍手を送った。

視聴者からは「感動!」「こんだけの先輩に見守られて緊張しただろうによく頑張った」「ジャニーさんにもきっと最高の演技届いてるはず」「15分あっという間だった」「本当にすごかった」とネット上で感動の声が殺到している。》





「腹筋太鼓」「メカ太鼓」は漢の世界であった。ジャニーズというと、たとえば「嵐」のようなお稚児的なやさしいイメージがすぐに思い浮かぶのだけれども、Snow Manのみなさん、すでにオトナで、しかも逞しいのである。実際にメンバーの年齢はすでに25、6歳に達している。これはたいへんなことだとようやく気がついた。



つまりJr.と呼ばれているのでチビッコみたいな印象があったけれども、実はCDデビューを果していないグループをそう呼ぶのであって、いまやJr.こそがジャニーズ本来の歌って踊ってのエンターテインメントの主軸なのである。これをスタジオで見ていた先輩たちはいまやほとんどがアラフォー以上の年代であり、バラエティだのドラマだのに活路を見出している、いわばアイドルOBなのだ。



売り上げ的にはまだ大きくはないであろうけれども、滝沢秀明(37)がこれから担当するとされるJr.が、ジャニーズ事務所のジャニーズ事務所たるゆえん、存在根拠を担っている。



そこのところを強くアピールしたいという意思が昨日の「魂の15分9秒」には看て取れた。中居正広(46)が「私からお願いして滝沢に手紙を書いていただきました。代読します」とした“ジャニーさんへの手紙”にはそれが生々しく、滝沢秀明自身のマニュフェストともいえる内容になっている。全文を見てみよう。


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番組をご覧の皆様、出演者の皆様へ

本日はこのような形でお時間を頂けた事、大変嬉しく思います。

皆様もご存知の通り、私の恩師でもありますジャニー喜多川社長が先日87歳で人生の幕を下ろしました。タレント、社員一同、動揺いたしましたが、こんな時こそ『Youは人を笑顔にするんだよ、悲しんでいる場合じゃないよ』というジャニーさんの声が聞こえるような気がして、私達は少しずつ前に進み始めております。

私は2018年末に、芸能界の表舞台から引退いたしました。ジャニーズが大好きで、ジャニーさんへ恩返しがしたい、そんな強い想いからでした。

ジャニーさんの存在は大きすぎて、決して超えられる物ではない。だからこそ、今この仕事は私の一生をかけたテーマになりました。

私は今、ジャニーズJr.に想いを乗せ、彼らと共に苦しみ、共に喜び合う決意をしました。

本日もSnow Manを始め、HiHi Jets、ジャニーズJr.の皆が熱いパフォーマンスをしてくれると思います。

悲しみを乗り越えた若者達の瞳をご覧ください。ジャニーさんが育てたジャニーズJr.、これからは、私から彼らが巣立っていけるように全身全霊を捧げてやっていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2019年7月13日


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ねえ、冒頭に断っている通り、事務所の先輩たちに対しても堂々とリーダーとしての立起表明を行っているのだ。ジャニーズ事務所の本流は私が継ぐ、と。



とはいえテレビで歌って踊ってがもてはやされる時代でもなく、お稚児から男衆になってしまった「腹筋太鼓」「メカ太鼓」に新しいファンがついてくるのかという疑問もある。



滝沢秀明とジャニー喜多川(享年87)の資質の違いも「魂の15分9秒」で見るかぎりはなんといえばいいのかよくわからないけれども、乙女系とハード系、みたいな違いがある。その滝沢秀明の資質が十代の女の子たちにはそのままフィットするとは思えない。



また次期社長の藤島ジュリー景子(52)が滝沢秀明にどのような判断を下すかも不透明で、まだまだ予断を許さない。ジャニーズ事務所内にハードゲイ軍団みたいなのが突如現れたらおもしろいだろうなあ、と私は思う。(了)




 † 滝沢秀明の隠し子(娘)が母親と2人渋谷区の超高級マンション(家賃約200万円)に住み、公立小学校に通っているという噂





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