2019年1月21日月曜日

グラマラスな妻ができたので頭部移植手術は中止!! かよー



【「頭部移植」手術計画中止のワケ 不老不死の夢「ヘブン計画」どうなる】(『東スポWeb』2019年1月19日配信)という記事を見つけた。よかったよかった。「不老不死の夢」どころか確実に死をもたらす暴挙を遠巻きに眺めさせられては寝起きが悪い。



2015年に発表されたこの計画は《(イタリア医師セルジオ・)カナベーロ博士が発案し、実際の執刀は中国のハルビン医科大学の外科医、レン・シャオピン医師が行うはずだった。スピリドノフ氏の頭部を脳死状態のドナーの体に接合するというものだ。接合面に“魔法の成分”と呼ぶ化学物質のポリエチレングリコール(PEG)を振り掛けて神経を接着し、首を縫い合わせる》。(※当該記事から。以下同)



たしかにポリエチレングリコールは脊椎損傷の治癒に効果があることが知られ、ほかにも慢性便秘症の治療やスパンデックス繊維の製造にもすでに使われていたりするたいへん利用範囲の広い高分子化合物だけれども、それを「振り掛けて」とはいかにもお手軽ではないか。



ということで「ヘブン計画」、いろいろな意味で胡散臭さプンプンなのである。まずはじめはこれが中国でおこなわれようとしていた点。ご承知の通り中国は移植ツーリズムの受け入れ大国である。2000年以降、中国でおこなわれた臓器移植の総数はざっくり100万件以上といわれる。



ドナーはなんとオンデマンド(On-Demand)で用意され、その多くは無実の囚人だと指摘される。1人の腎臓移植希望患者に対して4対あるいは8対もの腎臓が用意されるなど、とてもあり得ない事態が起きている。移植産業は国家によって推進されているのだ。そんな環境なら「頭部移植」に適合する体を準備するのも簡単であろう。



本題からは外れるけれども、中国における臓器移植については米ニューヨークに拠点を置く「中国臓器強制摘出調査センター(China Organ Harvest Research Center)」が制作したドキュメンタリー短篇映画『メディカル ジェノサイド:中国の臓器移植産業の隠れた大量虐殺』(日本語字幕付)がYouTube上に公開されているのでぜひご覧いただきたい。直截に残酷なシーンはほとんどない。



残酷で思い出した。オンデマンドでの臓器提供を可能にしているものに「脳死マシーン」がある。ピンクフロイドではない。仰向けに寝かせて固定した被害者のコメカミをビリヤードのキューのような棒の先で突くというただそれだけのシロモノだ。コツコツとコメカミを打つと衝撃が脳の中心部を破壊する。らしい。全手動でとてもメカニカルとはいえない単純な仕組みだから、「脳死マシーン」はたぶん皮肉だろう。



欧米で激しい倫理的批判に晒されたセルジオ・カナベーロは当然のように中国と結びついた。頭部移植技術を確立させた中国からなんとなく体型が変った人たちがゾロゾロ帰国してくるようにいつかはなるのかもしれない。「ラブライブ!」の正規品フィギュアの頭部を薄着姿の別のボディにくっつけて販売しただけで逮捕される日本は素晴しく平和でははないか。のう。



では恐るべき「頭部移植」手術はなぜ中止されたのか? 以下、記事から引用しよう。





《 〜 略 〜

スピリドノフ氏は「私の手術が人類の難病を解決することになればうれしい。もし、手術が成功したら、休暇を味わいたい。今までのこの体では生きるだけで大忙しで、休暇というものを味わえないから」と前向きだった。

2016年にマウスと犬の実験はある程度の成功を収めたと発表。17年末に行われる予定だったが、同年行われたのは死体同士の首のすげ替えまで。18年中に行われるはずが、同年12月に中止になった。

スピリドノフ氏は先日、複数のメディアに「手術はキャンセルしました。結婚したからです。グラマラスな妻で、男の子を生んだんです」と明かした。守るものができて、恐怖心が出てきたのだろうか。

「以前は、僕には失うものがない、普通に歩きたいと思っていました。でも、死体同士の頭部移植手術の実験が行われた時、技術に問題があると疑いを抱き、大きなリスクがあることを実感しました。カナベーロ博士もどこまで実験が進んでいるのか、詳細を教えてくれないんです。それで、そんな手術は何か間違っているんじゃないかと思うようになったんです。そもそも頭部移植手術は、主流の医学では科学的に不可能とされています」

同氏は17年にロシア女性でコンピューターを研究しているアナスタシア・パンフィローヴァさんと結婚。同じ研究分野で何度か顔を合わせるうちに結ばれたそうだ。18年に米国に移住し、11月に赤ちゃんが誕生した。

アナスタシアさんは妊娠中に遺伝子検査を行い、子供がウェルドニッヒ・ホフマン病でないことを確認していた。スピリドノフ氏は「奇跡の子」と呼んでいる。

スピリドノフ氏は現在、フロリダ大学で感情のコンピューター分析を研究している。また、声で動く車イスの開発も進めているという。

「手術をキャンセルして、肩の荷が下りました。カナベーロ博士には今後も研究を頑張ってほしい。そして、誰かが手術成功したところを見たいです」

 〜 略 〜 》





被験者として名乗り出ていたウェルドニッヒ・ホフマン病患者でコンピュータ学者のロシア人、ワレリー・スピリドノフ(33)が、今回、中止を申し出たわけだが、なんと「グラマラスな妻」をめとり、男の子まで生まれたからだというのだ。



ウェルドニッヒ・ホフマン病とは、脊髄性筋萎縮症のうち生後6ヵ月までに発症する病型のことだ。



ワレリー・スピリドノフと「グラマラスな妻」のあいだに子どもが生まれたのは2018年11月。手術中止が発表になったのは2018年12月。どうなの? 発表が少し遅過ぎやしませんか? という感じがする。ふつうなら「グラマラスな妻」をめとった段階で、あるいはめとると決めた段階で中止は決断されるであろう。



いやいやもっと早く、2017年に2人が付き合いはじめた段階で「グラマラスな妻」が強硬に反対するはずだ。急に中国製のちんちんに変ったりしてはたまりまへんがな。いやいやそういうことではなく、あまりにも危険だから。



でもっていまごろシレッと「そもそも頭部移植手術は、主流の医学では科学的に不可能とされています」と本人の口からいわれてもなあ、 ワレリー・スピリドノフよお前もグルか? と勘繰りたくもなる。「グラマラスな妻」も手術のことはとうぜん知っていたはずだから同類だな。たぶん。「グラマラスな妻」にこだわるけれども。



「17年末に行われる予定だったが、同年行われたのは死体同士の首のすげ替えまで」というこのときにも、第一報はワレリー・スピリドノフの首がすげ替えられたとなっていて、そりゃもう大騒ぎになったのだ。それといくらなんでも「死体同士の首のすげ替え」ではニュースにはならんでしょ。細かいことだが、これは「脳死状態の2人の首のすげ替え」である。



セルジオ・カナベーロ、研究継続のために中国の医療機関まで手玉に取っていたとすればたいしたタマである。



それにしても「ヘブン計画」とはよく名付けたものだ。記事によると《ヘッド(頭部)、アナストモシス(吻合)、ベンチャー(事業)を合わせた言葉》らしい。英語で書けないのかな『東スポWeb』。「The head anastomosis venture Project」、別名「The hell anastomosis venture Project」、だろ?。(了)




 † 堀江貴文(46)、あまりにひどい脂性と体臭のため、バスソープ替わりに台所洗剤「除菌JOY緑茶の香り(P&G) 」を使用中。らしい

 †† 小室圭(27)、ピース綾部祐二(41)に「いいですねえ庶民は、お気楽で」と垂直目線

 ††† ギャル曽根宅の水道代がなぜか毎月10万円を超えるらしい。キッチンにはバケツと洗面器が散乱






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