そういえばスピリチュアル好きな人やそれに関連する話題などを「スピ系」といったりするけれども、オカルト好きだからといって「オカ系」とは呼ばない。なんだかちょっと間抜けに聞こえるからだろう。しかし「オカ系」と呼ぶにふさわしい人物を意外なところで見つけた。このお方(↓)である。
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◆『ATLAS』2019年1月19日配信
【牙が生え、尻尾も生えて…立川志らく、「悪魔」になってしまうのか】
《 2019年1月18日、落語家の立川志らくが自身の「恐怖伝説」をTwitterに投稿して話題になっている。
志らく本人によると、「自分が恨みを抱いた相手は必ず不幸になる」と語り、この現象を藤子不二雄Aの漫画『魔太郎がくる!』の主人公・浦見魔太郎にあやかり「魔太郎体質」と称してるという。
志らくが主張する「魔太郎体質」は強力そのものらしく、例えば、志らくが監督した映画作品を酷評した落語家・映画評論家の快楽亭ブラックは、自身が出演した映画作品で大怪我を負い、救急搬送される際には「志らくの呪いだあ!」と叫んだという。
また、志らくの著書などによると、以前歩道で危険な運転をしている自転車で怖い思いをした際には「自転車は車道を走れ」と小言でつぶやいたところ、前を走っていた車7台が一斉にその自転車に向かって突っ込んでいったという。
また、驚くべきことに志らくのTwitterによると、志らくは「魔太郎」を超えて「悪魔」へ進化していたこともあったようで、口から八重歯のような牙が生え、尻尾のような腫瘍が現れたという。なお、これらの牙や腫瘍は不気味なので数年前に除去したが、最近になって腫瘍が再発し、尻尾が再び生えはじめているという。
なお、これは直接関係あるかはどうかは不明だが、志らくの師匠、立川談志は後年自身でも驚くほどクオリティが高い高座を披露した際には「落語の神が降りてきた」と表現することがあった。
つまり、死ぬ間際の談志は神とコンタクト出来た存在であり、神を召喚できる立場にもなっていた可能性が高い。そんな談志の高弟である志らくは、何かの拍子で談志から召喚された悪魔に憑依されているのではないかと考えられる。
今後、志らくが悪魔を超える「魔王」「悪神」になるか、気になるところである。》
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車7台が一斉に突っ込んでいったとはこれまた見事である。後ろから前から3台ずつどーぞ、でまだ1台余る。でもって車7台に蹂躙されたこの自転車の主は結局どうなってしまったのであろうか?
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おそらく7台にも轢かれれば即死か息も絶え絶えだと思われるが、にもかかわらず立川志らく(55)の仰せに従って車道に降り、壊れた自転車を肩に担いで血まみれのゾンビのごとく走り去ったというなら信じてもいい。歩道に寝転がったままというなら立川志らくの呪いもたいしたことはない。稲川淳二(71)もきっとそういうであろう。
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今月18日に立川志らくが投稿したTwitterの記事もご紹介しておこう。
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《 志らく魔太郎伝説。怖い話。インド神話の悪魔の名前をご存知か?ラークシャサ。シラクの文字が隠れている。高校生の頃お尻に腫瘍が出来る奇病になった。医者に尻尾みたいなものと言われ手術で摘出。数年前まで牙のような八重歯が。これも抜いた。呪いの力が弱まった。でも最近、尻尾の腫瘍が再発した。 》
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医者もよもや真に受けるとは思わなかったのだろうなあ。無責任な話をするものだ。ああ、これに似たお話で、生まれて一番最初の記憶が、母親の背中におんぶされている自分を見上げて父方の祖母が「悪魔の子じゃ」と呟いた場面だというのがある。婆さんそんなに嫁が憎いか? 孫のワタクシが憎いか?
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以来ワタクシは悪魔の子として生きてきたのである。もちろん「悪魔の子じゃ」と囁かれたシーンはあとでつくり出したニセの記憶だろう。たぶん。しかしまあ、婆さん、かつては神道系の新興宗教で修行をし、千里眼だか占いだか世俗のアレコレを見てもらおうと訪れる客が一時は引きも切らなかったという女なので、なんとなーく妄想に走りやすい下地はできていた。
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に立川志らくのケツにできたものがただの吹き出物、おできと決まってしまえば八重歯が牙にはならなかったであろう。病は気から、オカ系は特別視されたい&したい気持から。
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こうして読んでみると立川志らくの「魔太郎伝説」はほとんど実体のないものだということがわかる。あ、「自分が恨みを抱いた相手は必ず不幸になる」はどうかって? こういうお話をする人、けっこう多いでしょ。「ここだけの話だからね」などといいつつ。
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オカ系は特別視されたい&したい気持から、なので、それに沿った記憶の選択が自動的になされているのでは、と思う。人生は山あり谷あり紆余曲折ありなので、「呪い」や反対に「守護」に遭ったといえばそうもいえそうなタイミングはいくらでもあると思う。
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ただし、立川志らくがどうかは知らないけれども、疫病神みたいなヤツは確かに存在する。本人にはなんの思い込みもなくても周囲の人間がバタバタと不幸になっていくというヤツ。有名人ではいつかも書いた萩本欽一(77)、蛭子能収(71)、岸部四郎(69)が突出して怖い。このお三方の過去を少し振り返っていただければ思い当たることが出てくると思う。
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でもってなにがアウトかといって立川志らくは子どもっぽすぎる。55歳でアレという見た目も子どもっぽいけれども、「魔太郎体質」だから尻尾が生える? 牙が生える? そんなふうにして出てくる間抜けな悪魔がどこにいるのよ。あーたそれ虫歯菌の間違いじゃないの?
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デッチ上げるならもっと楽しくデッチ上げてくれないと。この記事を書いたライターのように「死ぬ間際の談志は神とコンタクト出来た存在であり、神を召喚できる立場にもなっていた可能性が高い」などとガチで書かれるとゲンナリするだけ。京都ははんなり『ATLAS』はゲンナリ。股にイナリ。失礼した。(了)
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