2016年7月5日火曜日

投票とか多数決がベストか、という疑問ない?



アメリカでは大統領選挙、日本では参議院議員選挙に東京都知事選挙。そういえばAKB48の選抜総選挙も終わったばかり。 選挙ばっかり。爆風トランプが大統領になっちゃったら、とか、えっ、広瀬すず(18)が立候補してんの? とか、小池栄子(35)が東京都知事になったらいーよねー、とか、いろいろ悩ましい毎日です。あら、全部間違ってますか。そうですか。



いまふと思いましたけれども、共産主義国、中華人民共和国でやってるAKBの姉妹グループ、SNH48でも選抜総選挙はやるのでしょうか? それとも全国ファン代表大会みたいなものを開いて決めるのでしょうか? 中国ファン解放軍の代表が集まって。指導政党SNHはどのようにお考えになっておられるのでしょうか? あら、それどころじゃない? いま契約違反でAKB側と揉めている? ふうん、そうですか。



誰にも相手にしてもらえないのでいまさらいうわけではありませんが、それにしても、AKB48の選抜総選挙で指原莉乃が2連覇って、どういうことなのでしょう? いくらなんでももう少し可愛いメンバーがいると思うんですけれども。200人以上はいるのに。よく知りませんけど。



指原莉乃って、アピアランスに限っていえば、たいへん申しわけのないいいかたになりますけれども、客観的に見れば平均点以下です。少なくとも私の住む街では、女の子の半分はAKB48選抜メンバーのセンタークラスです。夢のよう? いえいえこれがふつうです。



ですから、右を見ても左を見てもAKBです。AKB48の選抜総選挙なんていわれても、「あ、そう」で、なんとなく子豚のレースなんかを思い浮かべていたりするわけです。カエル跳び競争とか。仮装レースとか。シドイ。



AKBのファンにはAKBファンならではの価値基準といいますか美意識があるのでしょう。そしてそれが世間一般とはすでにずいぶん異なっているということです。島田裕巳(62)がある巨大宗教について「民族化する」という言葉をつかっていましたけれども、そんなようなものかもしれません。



正直に申し上げますと、私、AKBがどうのというより、選挙というものが嫌いです。というか、選挙しなければ決められない状態、というのがまず嫌いです。それはなんだかとてもいい加減な責任逃れだったり、面倒くさがりだったり、という感じがします。なにか制度として“とりあえず”のものがそのまま定着してしまっているようで不快です。



次に、別に投票所までいくのがメンドくさいとか、政見放送を聞くのがメンドくさいとかいうわけでもありません。テレビに向かって野次を飛ばすのは、ドラマであれ政見放送であれ楽しいものです。選挙そのものについていえば、投票して、その選挙の、といいますか、その回の権利がなくなってしまうのがイヤなのです。



え、あまりにバカでわかりずらい? そうですか。選挙権を行使すると、とうぜんその選挙に参加する権利は失われます。それがイヤなのです。選挙権はいつでも使える状態でキープしておきたいのです。いくら使えない権利をもたされていてもつまりません。というか、もらったものは絶対に人に渡したくないのです。貧乏人ですから。



え、しかし投票期間が過ぎれば自動的にその選挙の投票権は失われる? そうです。ですからそれがいやなのです。なんだか話の展開のしかたが最近とみに露出の多い江川紹子みたいになっております。すみません。そうそう、投票権ですよ、忘れておりました、とひとこといえばそれですむのに。



いやいや、ですから、おっしゃっていることは感覚的にわかる、ではなくて……、そういう、選挙のときだけウケのいい公約を並べて愛想笑いをしておいて、いざ当選したらなにもしてくれないから、ということでもありません。そんな、江川紹子さんみたいにおっしゃられても……。



そういうことではなくて、投票権を行使してしまうと、なにか取り返しのつかない失敗をしたような気分になるのです。投票期間が過ぎて投票権が無効になると、それは奪われたような気持ちになって、どちらかというとこちらのほうが気分がラクです。



いやいや、ですからいまの制度、日本の選挙制度、議会制民主主義が信じられないとかいうお話でもございませんから、はい。ありていにいえば、投票権を握っているその時間だけ、私は日本人、東京都民だと実感できるのです。街に出て運動員さんに話しかければ耳を傾けてくれますし、「ぜひ! ぜひ!! あなたのおチカラでえー」とお願いもされます。懇願されます。



ところが投票権がなくなった瞬間、「いつまで生きるつもりか」みたいな罵詈雑言が飛んでくるのです。直接いわれなくてもヒタヒタと、いつまでも若者のお荷物になるのもいい加減にしないと、みたいな風潮が足元から伝わってきます。



ですから投票権(券)はなくしたくありません。で、何回分かまとめてとっておけるようになるといいですね。そうすると5枚たまっているから今回は2回分投票してくるか、ということができます。



それから部分投票制度っていうのもぜひお願いしたいものです。一部執行猶予制度にならって。一部執行猶予制度というのは、一定期間受刑させたのちに残りの刑期の執行を猶予する制度です。



私がおすすめする部分投票制度というのは、投票日を予定任期の直前と半分くらいまで経過した時点の2回に分割設定して、どちらで投票するかを選べるようにするというものです。前出しにするかあと出しにするか。



どうしても仕事をしてもらいたい人がいれば前出しで投票券3枚くらいつかい、まあ、仕事ぶりを見て決めよう、という場合はあと出しにします。とうぜん投票の結果次第によっては任期中でも入れ替わってもらいます。



で、もちろんペナルティですね。当選していたものの、あと出し投票ではじき出された場合、報酬はそれまでの支給分も含めて3分の1にカット。ちゃんと仕事をしていないと判定されたわけですから。



あと、被選挙権の行使(立候補)1回お休み。それから駅前演説1000回。どうでしょう。このくらいやっておけば、立候補する人間はぐんと減るでしょう。とくに地方議会なんかにはうってつけだと思いますけれど。



とうぜん、自分もふくめての話ですけれども、人間、生きていればそれだけで賢くなるというわけではありません。昨日より今日のほうが豊かで平和、ということもありません。未来がいまより輝いている保証もありません。



そういえば、武田鉄矢(67)、こんど29年ぶりに「ハンガーヌンチャク」をやるんだそうです。鉄矢はともかく、選挙についてはもう少し考えてみます。 (了)


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