AKB48。あきれたビジネス(orブス)48とか、秋元ブタ野郎48とか、アクビ48とかいろいろ酷いことをいう人もいらっしゃるようですが、秋葉原=AKIHABARAが名前の由来のグループですね。
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実際のところ、AKB48の芸能の中身はいまだに秋葉原くらいのローカルが分相応ではないでしょうか? つまり日本全国、ほとんど観光地の駅前劇場レベルの演し物を見せられている感じが、私にはいたします。
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そういえばビジネスブスを主張しておられたアジアンの隅田美保(40)さまはいかがしておられるのでしょう? まだ、飲み過ぎては翌日の仕事に穴を開けたりしていらっしゃるのでしょうか。
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そのAKB48の選抜総選挙というものが6月18日、ニギニギしく挙行されました。毎年1回、いやでもやってくる虫歯の日みたいなものです。あー、なんだかイライラしている今日の私。
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で、選抜総選挙のようすはライブでテレビ中継(『AKB48総選挙SP』フジテレビ)されました。その視聴率を聞いてビックリ!! なんと平均17.6%というではありませんか。日本テレビ『笑点』(6月19日放送分)の24.1%(ビデオリサーチ、関東地区)には遠く及びませんけれども、フジテレビで2ケタ、たいしたものではありませんか。
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と、思っていたら、実は視聴率は1部〜3部に分けて調査されていて、第1部(午後6:30~7:00)は6.2%、第2部(午後7:00~8:51)は8.7%であり、17.6%を記録したのは第3部(午後8:51~9:24)だけなのです(ビデオリサーチ、関東地区)。時間にして全体の約20%だけを切り取って平均視聴率とはこれいかに。
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1部〜3部の数字をもとに全体の平均視聴率をざっくり計算してみると、約9.95%です。それでも切り上げれば2ケタ!! 番組を意図的に途中で切り分けて視聴率を高く見せる手法は最近ではめずらしくありませんが、なんともいじましいお話です。
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こんなことをやらかしているので、1位になった指原莉乃(23)の総得票数が逆に読むと「1位をサッシーに」と読める24万3011票だったというのも、なんだかなーという感じではあります。2位(渡辺麻友、22:17万5613票)との差もひどく大きく開いていますし。すでにいろいろな情報が上がっているらしいので、近々のうちに実際のところが明らかにされるかもしれません。
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ともかく、今年のこの『AKB48総選挙SP』の結果に、フジテレビは欣喜雀躍、大喜びなのだそうです。全体の5分の1の時間帯で17.6%、全体を通しての視聴率では9.95%、約10%で大喜び。情けないことです。
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そのフジテレビ関係者の歓びの声を『ビジネスジャーナル』(2016年06月21日配信)が伝えています。
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《(略)今年の4月編成が大失敗しテレビ東京にまで純売上で負けるなか、この数字は大金星だ。しかも、総選挙の数字が良かったのは今回だけではなく昨年も同様で、いまやフジが誇る鉄板コンテンツになりつつあるんです」(フジ関係者)》
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滑稽を通り越して哀れささえ感じさせる発言です。しかし、だがしかーし、フジテレビの勘違いはこれに留まらないようです。すぐに調子に乗ってしまうのはフジテレビの体質みたいなものですけれども、今回は笑えません。
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なんとフジテレビでは来年の『27時間テレビ』を、『AKB48選抜総選挙』と合体させて放映するプランを検討しはじめたというのです。『ビジネスジャーナル』から抜粋しておきます。
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『「当初は『今年で最後の27時間テレビ』と銘打つ予定でしたが、後番組がないことにフジ幹部がいまさらのように気が付いたわけです。すでにAKB運営元のAKSやAKB総合プロデューサーの秋元康サイドにも内々に打診をしています」(テレビ局関係者)』
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「フジテレビ関係者」となっていないところを見ると、他局の関係者なのでしょう。読んでいただきたかったのは、「後番組がないことにフジ幹部がいまさらのように気が付いたわけです」という、意地の悪いディスりかたです。なんだかイライラするですよ、まったく。
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さらにビジネスジャーナルのこの記事にはAKBも相当なお調子者だということを証明するニュースまで盛り込まれていました。『ビジネスジャーナル』GJ!! それは以下の通り。
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『さらに仰天プランも取り沙汰されている。2012年にAKBを卒業し現在は女優として活動中の前田敦子が、スーパー・プロデューサーに就任しAKBに復帰するというのだ。
「総合プロデューサーだった秋元康氏が間もなく引退を発表する。後継者に指名するのが前田です。前田の位置づけは、たとえていえば読売ジャイアンツの長嶋茂雄・名誉監督のような存在です。どんなかたちでAKBと絡むのかは現在、思案中です」(別のフジ関係者)』
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えっと「どんなかたちでAKBと絡むのかは現在、思案中」の「スーパー・プロデューサー」って、どんなものなのでしようね。これについての説明のつもりか、『ビジネスジャーナル』は前田敦子(24)も軽くディスっています。
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『どんなかたちにせよ、早くもAKBへの復帰話が浮上した前田。背景にあるのはファン離れが止まらない上に仕事量がAKB時代の半分以下に激減したという厳しい現実だ。かつてグループの “絶対的エース”として君臨していた頃の勢いは感じられない。
「いまでこそ女優と名乗っているが、いまだにヒット作はなし。ここ最近も連続テレビドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系/15年)でヒロインを演じたが今ひとつ。今クールの深夜帯の連ドラ『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)では過激ベッドシーンを披露したものの評判はイマイチ。女優としてはかなり限界なところに達しているんです。前田にとってAKBは故郷のようなもの。プロデューサー招聘を断る理由はありません」(別のテレビ局関係者)』
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前田敦子に断る理由はなくても、AKB側に、そーんなポンコツ前田敦子に義理立てする理由があるのか、ということです。「ファン離れが止まらない上に仕事量がAKB時代の半分以下」「 いまでこそ女優と名乗っているが、いまだにヒット作はなし」の前田敦子なのです。「いまでこそ」で「いまだに」。不思議です。沖縄の屋根の上に座っているシーサーです。
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AKB48についても、以前からコンサートチケットが売れなくなったとか、テレビ出演が減少したとか、人気の衰退が指摘されているのはご承知の通りです。今回の『AKB選抜総選挙』にしても、以前のような盛り上がりはありませんでした。いまのAKB48は、一部熱狂的なファンの“大量買い”に支えられているようなものです。
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ポンコツ前田敦子という過去の栄光に頼るしかないAKB48、『27時間テレビ』に替わる新しいコンテンツを思いつかないからといって、そんなAKB48にすがろうとするフジテレビ。どちらも、ますますドツボにはまり、格差を広げるだけの愚策だと私は思います。あ、格差というのはテレビ東京との格差です。
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え? もしかして熱狂的なAKB48ファンに視聴率まで“大量買い”してもらえると勘違いしている? いやほんとうに心配になります。大丈夫か!! フジテレビ。落ち目のAKBとフジテレビの野合です。哀愁満載、結果が楽しみです。でも、たとえ憶えていたとしても、私は観ません。ほかにやることがたくさんあるので。(了)
なんでもいいから。どうせ買うなら。↓↓ここからお願い!!
マジで売れていません!! 右のカラム分もよろしく!! お腹すいたー
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