2015年9月30日水曜日
泣き笑い!! 福山雅治、結婚。のおかげさまでー
ご承知の通り、福山雅治(66)と吹石一恵(33)が9月28日に結婚したわけである。このタイミングを選んだのはなぜか? についてはいろいろな憶測が飛んでいるのである。私としてはそこに「今年の十大ニュース入りも確実だし」を入れておきたいのである。いくら雅治とはいえ、そういう計算ずくのうえで今日の大物なのである。
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で、雅治の結婚で損した人、得した人である。見事に日取りがかぶった千原ジュニアの場合、本人は「おいしい」としているが、さていかがなものか、である。というのは、このネタはこれから先、あまり広がりようがないのである。
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それよりも、けっこうなはしゃぎっぷりのあと一気に話題をさらわれた恥ずかしさのほうが大きいのではないのか、と思うのである。発表のコメントに「ビビット」「凄ワザ!」「すべらない」など、自分の出演番組の名前を折り込むまでしていたのである。ああ、恥ずっ!! なのである。
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それに、いくらお笑い芸人とはいえ、私生活でほぼ最大の記念すべき日に、ほかのカップルとの格の違いを、こうまでまざまざと見せつけられるのは、やはりシャレにならないような気がするのである。とにかく、千原ジュニア、ここまでどまり感がいっぱいである。
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そういえば、千原ジュニア以外にも、この日、晴れて結婚した方々は全国に大勢いらっしゃるはずである。少し古いデータだが、総務省の調べによると、2011年の婚姻数は約67万件だったそうである。単純に日割すると約1800件である。9月24日は連休明けの月曜日ではあったが、大安なので婚姻届の提出数は平均値とそう変わらないような気がするのである。
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そういう、たぶん1800組の方々はうれしいのであろうか? それとも迷惑なのであろうか? 子どもが生まれたら女の子は一恵で、男の子なら雅治と名付けたりするのであろうか? 親である自分の顔もかえりみず。
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いわずもがなではあるが、福山雅治が結婚してショック、とかなんとか喚いている女性は本当に多いのである。フジテレビ『とくダネ!』の菊川怜(37)とか『NHKニュース7』の桑子真帆アナウンサー(28)とか、である。しかし本当にショックなのは、年間67万件もの婚姻が結ばれているという事実なのではないのか?
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一方、若干損した感じなのは雅治の所属事務所、アミューズであろう。雅治、一恵の配慮で28日は取引終了後の発表となったわけである。そして明けて29日の株価は、一時、取引開始から−500円まで下がったのである。しかしアミューズ株はふだんから動きの大きい株なのである。経営陣には前もっての周知もあり、そんなに深刻な話にはならないようすである。
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雅治の結婚で完全に得をしたのは、女優の真木ようこ(32)である。直前の25日に、元俳優の片山怜雄(33)との離婚を明らかにしたばかりであったのである。怜雄とは、テレビ版(フジ)『WATER BOYS』に出ていた人である。離婚の理由は「生活のすれ違い」だったのである。
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しかし、怜雄はいまや作家をめざしつつ家事にいそしむ、いわばデファクト専業主夫だったのである。夫がいつも自宅にいるのに生活がすれ違うわけがないのである。そこを怪しまれていた矢先だったので、雅治の結婚はよい目くらましになったのである。
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次は、例の同棲報道から卑屈なほどの平謝り会見に到った嵐の大野智の場合である。週刊誌の追撃をかわせる可能性が出てきたので、いくらかはうれしいのである。しかしネット上の過去掘り合戦はいまだ凄まじく、黒い過去が大規模拡散中なのである。不幸中の幸い、というほどの効果もないのである。
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マスコミ対応に追われていた鎧塚俊彦(50)は、いささかほっとしているかもしれない。それから、この日になにか起きると予言していたうさんくさい連中は、おおいに助かっているはずである。実際、地球が滅亡すると予言していた者もいるのである。
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それはテキサスにあるコーナーストーンチャーチ(Cornerstone Church)の設立者、ジョンハギー伝道師と、ワシントンにあるエルシャダイ・ミニストリー(El Shaddai Ministries)のマークブリッツ伝道師である。ってか、それ誰? である。
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残念ながら日本国内ではいかさま予言者は見つからなかったのである。ともかく、遠くはなれた日本に住んで、そんな予言など寝耳に水だった私たちには、まったく関係のない話なのである。しかし万一、日本支部みたいなものがあるかもしれないので、とりあえず書いておいたのである。
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雅治の結婚でいちばん喜んでいるのは、このところ訃報以外はネタ枯れ気味だった芸能マスコミである。これから延々と続報が垂れ流されるのである。その一方で、芸能レポーターと呼ばれる方々はますます肩身が狭いのである。またまたスクープできなかったからである。
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この、最近の芸能レポーターのていたらくぶりについては、SNSが普及してからというもの本人が直接発表してしまうので手も足も出ない、といういいわけがされているのである。井上ハム造とか。しかしこれは表向きである。本当はテレビ番組制作予算が少なくて、張り込みが続けられなかったりしているだけなのである。世知辛い世の中なのである。
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しかし正味のところ、いまいちばん困惑しているのは、結婚してまでマシャマシャでもないだろーなー、と考えているはずの、福山雅治自身であろう。いくら童顔だからって、もう唇で演技するのもなー、とか、おとなの男をやるにも肩幅ないからなー、とか。またいつもの悪口である。すまね。(了)
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