2019年7月6日土曜日

「気のやさしい女」はもう幻想なのだろうか?



犬に踏まれた男あるいは顔のフチのデカい男の私がこんなことを口走るのははなはだ僭越だけれども、私は気のやさしい女が好きだ!! 以前にも書いた? そうか。しかしそれからまた幾星霜、そういう女には出会っていない。



というか、きっとそういう女は私になにがしかの不穏を察知して遠ざかってしまうのだ。近づいてくるのは、たとえばこんなヤツばっかり。↓





[例—1]
◆『デイリースポーツ』2019年7月5日配信
【加藤浩次 元TBS宇垣アナは「凶暴な子」 “狂犬”も驚く気性明かす】

《 極楽とんぼ・加藤浩次が5日、自身がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」に出演。他局の番組で共演経験のある元TBSアナウンサー・宇垣美里(28)について「この子、けっこう凶暴な子なの」と驚きの素顔を明かした。

宇垣は加藤がMCを務めていたTBS系「スーパーサッカー」のサブMCを務めていたが、17年3月末で卒業。今年3月末でTBSを退社してフリーに転身し、グラビアにも挑戦するなど、タレントとしても活躍している。

この日の「スッキリ」では、宇垣アナがお笑いコンビ「和牛」と4日に参加した「進撃の巨人」のイベントを放送。宇垣が加藤について「最初はすごく怖くて、常に怒られるような気がしてビクビクしてたんですけど、一度、『台本見るな』って言われて、カチンときて、台本をバッと捨てたら、そこからすごい気に入って下さったりして」とコメント。横にいた和牛・川西賢志郎が「けっこうハードやな。そんなことしたの?!」とどん引き気味に質問すると、宇垣は「もう(台本)いらんっ!って」とけろりと語った。

加藤は“台本投げ捨て事件”について、宇垣がネット配信コーナーで台本の流ればかり気にしていたため、「みんなでしゃべろうよ」と促したところ、「『分かりました』って、台本を目の前のADにバーンってぶん投げたの」と説明。「この子、けっこう凶暴な子なの」と“狂犬”の異名をとる加藤ですら驚く素顔を明かした。

「なんかね、番組降ろされるとかね、アナウンス部の部長に言われた時も、飲んでたコーヒー、横にバチャーンとぶちまけたらしいから」と独自情報?を暴露し、「この子、凶暴な部分あるの」と笑顔。“天の声”が「これはあくまで個人の意見です」と懸命にフォローしていた。》





周囲との協調に支障が生まれるくらい気が強いの。それがどうしてこちらに寄ってくるのかは不明。だけど、まあ自分に自信がもてないとか余裕がないとかでそういう反応になることはままあるかもなあ、などと思っているうちにへばりつかれたりする。



というわけでそんなことにはいちいち頓着せずにふつうにしていると、ある日あるとき、なにが気に入らないのか突然激高して
「冗談じゃないわよ!! バカ!!」
とかなんとか吐き捨てていなくなる。こちらはなにが起こっているのかまったくキツネに摘まれた感じに放置される。それでもそれで終われば別にいいので、来る者は拒まず去る者は追わず。もちろんそんなそんな男女の関係にもならないし。



しかし、しかしだ、そういうよくわからない女にへばりつかれていられるあいだはこころやさしい女は怖がって決して近寄ってこないのだ。思うにこれはたいへんな損失ではないか。立証のしようはないが、ときどき真夜中にボンヤリ考えて歯ぎしりする。



うむ、そういう被害を除けばこういう女の気の強さはそれほど感情を害するものではない。イヤなのはなじょかは知らねど上になりたがるヤツ。たとえば(↓)コレだな。





[例—2]
◆『スポニチアネックス』2019年7月5日配信
【坂上忍、“共演NG女優”と32年ぶり再会…「大人なんだから忘れましょう」と言われギャフン】

《 俳優の坂上忍(52)が5日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」(金曜後21・55)に出演、“共演NG”の女優、工藤夕貴(48)と「本音でハシゴ酒」のコーナーで32年ぶりに再会し、かつて「激怒」した理由を明かした。

工藤と坂上の2人は32年前、ミュージカル「タッチ」で上杉達也役(坂上)、浅倉南役(工藤)で共演したが、以来、一度も会ってなかったという。

坂上は「簡単に言っちゃうと大嫌い。お疲れ様です」といったんは再会を拒否。「ダウンタウン」の松本人志(55)と浜田雅功(56)が工藤に「何があった?」と聞いても「全然覚えてないです」と首をかしげるばかりなので、「一回、(別室に離れていた)忍を呼びましょう」と浜田。

ついに「会いたくない」坂上と「覚えていない」工藤の32年ぶりの再会が実現した。

坂上は席につくなり、「心当たりがない?でしょうね。僕は一生忘れませんけど…」と憮然とした表情。

共演した当時、坂上19歳、工藤16歳の若い2人に一体、何があったのか。坂上が重い口を開いて語ったところによると、公演中のある日、工藤が坂上の楽屋に来て「あそこの芝居、もっとこうしたほうがいい、こうやってくださいとダメ出しして去っていった」という。

子役時代から数えると、芸歴17年を数えていた坂上。工藤のこの対応に「お芝居がうまいか知りませんが、きのうきょうデビューしたばかり。てめえ、どういう育ちしたんだ」とブチ切れた。

とはいえ、舞台上で工藤は恋人役。「うまくやっていかないといけない」と思った坂上は、数日後、工藤のもとを訪れ、「あそこの場面はこうしてみたらどう?」と先輩らしくアドバイスすると、「でも、そうやっちゃうと…やらないほうがいいです」とあっさり拒否された。「俺はトドメを刺されちゃった。自分の意見は言うくせに、こっちの意見は聞かないんですね、と」

ようやく「嫌われていた」理由がわかった工藤は、32年前のことを根に持つ坂上を「男なのに意外としつこいね」とグサッ。

2人を仲直りさせようとしたダウンタウンもこの物言いにはあ然としていた。坂上は「この番組に出たことは(仲直りしても)全然OKということなんだけど、バックするよな、気持ちが…」。

これに対し、工藤が「大人なんだから忘れましょう」とサラリと言い放つと、坂上は「おめえが言うなよ」と声を張り上げた。》





坂上忍もこんなネタで仕事をすな、である。こういうタイプの気の強い女からは逃げるしかないのよ。まともにとりあえばゲスないい合いにしかならないの。もう100%絶対そう。自分がサルに先祖返りしてしまったみたいなヤーな気分になるのが必定。



たとえばこういう女は、男なら殴って済ませられるけれども女に対してはそうもいかないということを百も承知で「犬に踏まれたくせに」とか「顔のフチがデケーんだよ!!」とかいい募ってくる。自分のことをオモチャにするのは好きだけどバカにされんのは大嫌いなんだよ!!



ああ、こころやさしく穏やかで静かな女が現れてくれないものか? どこかにいないものか? たとえば出会いのナントカとかいうところにそういう女は生息していないような気がするんだよなあ。気が弱くてとてもとてもそんなところに出ていけない、って感じで。



たまさか知らないあいだにすれ違っていたりしても気付かないうちに逃げていくみたいだし。どうすればいいんだろう? こうしているあいだにもどんどん人生の残りは少なくなっていくんだぞ。人生思い残すのはやさしい女、って哀しくないか?



きっとたぶんそんな女は幽霊くらいしかいないんだろうな。儚い。そういうことにしておこう。あ、私が内気なのか?(了)




 † 米倉涼子(43)のミュージカル『シカゴ』にやっぱり「自己満劇場」の冷たい声







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