登場人物は魑魅魍魎、邪知暴虐の騙し合い。女と男、男と女はまったく常識が通用しないらしい。和田アキ子(69)が「ぎらぎら太陽が沈んだら、男と女はハッシッシ」(『夏の夜のサンバ』1972)と歌っている通りだ。
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別海町から来た女、「首都圏連続不審死事件」の木嶋佳苗死刑囚(44)が既婚者であったはずの40代前半の『週刊新潮』デスクといつのまにか獄中結婚していたというのもそれだし、ビートたけし(72)の愛人問題もそれだ。
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というわけで今回は「男と女はハッシッシ——たけちゃんの愛人はどんな女だ? 」、である。最初(↓)この記事を読んだときには“老醜の国ニッポン”みたいな切り口でいこうと思っていたのだけれども、それもなんだか飽きたし。
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◆『ビジネスジャーナル』2019年5月26日配信
【ビートたけし、スタッフが次々去り“完全孤立”…最側近のマネージャーも事務所退所か】
《 お笑いの頂点に立つタレントで映画監督のビートたけし。そんな“天才”の周辺が、再び騒がしくなっているようだ。
4月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、長男が初めて父・たけしについて語り、今月14日発売の「女性自身」(光文社)では、現在の愛人がたけしの20年来の女性スタイリストをクビにしたと報じられた。昨年、所属していた事務所「オフィス北野」から独立し、新事務所「T.Nゴン」を設立。その陰にはここ数年来、たけしの愛人でビジネスパートナーであるAさんの存在があるとされる。その上で40年近く連れ添った“糟糠の妻”幹子夫人との離婚説が噂されていたのだが、ここに来て沈黙を守っていた長男までもが声を上げたことは大きい。
「Aさんの存在が知られるようになった5年前から、週刊誌各誌はたけしの長男に取材を申し込んでいたものの、これまでどこにも答えてこなかっただけに、『文春』に登場した衝撃は大きかった。しかも記事内では父に対して、『もう2年近く連絡がとれない状態が続いている』『父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった』と、これまで噂されてきた通りの内容を報じた。しかもこれを報じたのが、昨年の独立騒動で、たけしがそれまで昵懇だった新潮社から鞍替えした文春だということに驚きました。それだけ、たけしのタレントとしてのパワーが弱まっている証拠でしょう」(出版関係者)
今年1月にはスポーツニッポンに「離婚調停に入った」と報じられたものの、たけしはすぐに否定。しかし、業界関係者の見方はまた違っている。
「実際、昨年末頃からたけしは『離婚することが決まった』などと周囲に語っていたのは事実ですからね。幹子夫人と離婚する方向で考えているのは間違いない。あとは、あの幹子夫人がハンコを押すのかどうかです」(芸能記者)
しかし、離婚したからといってたけしの今後が“バラ色”とは限らない。Aさんの悪評があまりにもひどいからだ。
「これまでに、オフィス北野からT.Nゴンに移籍したスタッフが続々と辞めていっていますからね。あまりに横暴なAのやり方に皆、嫌気がさしています。たけしの“側近”だった水道橋博士も、彼女のパワハラで精神を病み休業に追い込まれたともいわれています。しかも、女性誌が報じた長年の女性スタイリストだけではなく、『この人が辞めたら本当にまずい』といわれている、たけしの最側近の敏腕マネージャーも退所の方向で考えているといいます。もし、これが本当だとすれば、もはや完全に『たけし帝国』はAのものになるでしょう」(元オフィス北野関係者)
芸能界の“殿”も、“女帝”にはかなわないようだ。》
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「Aさんの悪評があまりにもひどいからだ」って、この文章もあまりにもひどいなあ。“ひどくない悪評”っていうものがあるのか? 今後は注意をしていただきたい。
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ネット上の情報をまとめると愛人Aは現在54歳。 父親が大手広告代理店勤務を経て九州の県議会議員を務めたという話はよく知られているらしい。
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ご本人は若いころは銀座のホステスをしていて、その後、関西の有名ホテルのスーパーバイザーを務め、独立。ホテル関連の仕事をしていたようだけれども、これは2013年ごろビートたけしと親しい関係になったあたりで清算した、ということになっている。
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うむ。「有名ホテルのスーパーバイザー」、なんだか怪しいじゃあーりませんか。実はAは以前に神戸のラブホテル運営会社「レジャー計画」の会長と愛人関係にあったといわれているのだ。その会長はベトナム人留学生を違法に働かせたとして2018年7月に入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕されているのだけれども、それをきっかけに明るみに出たらしい。ちなみに逮捕当時、会長70歳。
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「有名ホテル」が神戸のラブホテル運営会社、「スーパーバイザー」が会長の愛人。ありそうなお話ではないか。そういうことにしておこう。
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銀座のホステスから愛人。Aは表通りばかりを歩いてきた女ではないわけである。というかそういうことにしておこう。面白いので。しかもジジイの扱いには馴れている。ビートたけしは逮捕された会長とほぼ同じ72歳だ。というかAがジジイキラーなのかもしれない。そういうことにしておこう。面白いので。
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なんとなく雰囲気は掴めてきた。水道橋博士を芸能活動休止にまで追い込んだというのだから性格はそうとうキツい。これにはもうひとつの傍証がある。
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ビートたけしがオフィス北野から独立して設立した新会社「T.Nゴン」の名称の由来である。いわれているように「『T』がたけしの頭文字、『N』は小説の主人公の頭文字、『ゴン』はたけしの愛犬『ゴン』から」ではなくて、「ゴン」は愛人の愛称「〜ゴン」からとったというのである。
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これもまたありえるお話だと思う。で、「〜ゴン」と呼ばれる女というのは、これはやっぱりちょっとしたものなのではないのか、とも思ってしまうわけである。俗にいう男勝り以上のパワーヒッター。これに対抗できるのは、ああ見えて、の「私もっといろいろやってっから!」高橋由美子(45)とヒバゴンのメスくらいしか思いつかない。
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実際問題としてそういう異様に気の強い女はいる。臆病の反転なのだけれども、世の中すべからく闘争と心得、わずかな隙も突かれぬようつね日ごろから腐心警戒し、自分に禍いをもたらすと感ずれば徹底的に排除するか叩き潰す。そして結局のところそれを支えるパワーは男から借りてくるのだ。
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そういう女になぜビートたけしが入れあげてしまうのか? 54歳と72歳のカップルであるから性愛がらみというのは可能性として薄い。
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考えてみればこの手の女は自分をやり手に見せるのが上手いし、実際にところどころ素人ならではの冴えを見せたりすることもある。ジジイはそういうところに弱いのだ。アウトサイダーな感じ、地アタマのよさに若かりし頃の自分を重ね合わせたりなんかしながら可愛がってしまうのである。とくに中小零細企業の社長や自営業は。
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しかし素人は素人だし、いきなりハイアベレージが取れるわけがない。とうぜん失敗するし間違いもおかす。しかしそれは認めないのである。認めるということはすなわち失脚だと固く信じ込んでいるので、金輪際認めない。それで周囲の人間や下の者にしわ寄せするのである。中国共産党内部の権力闘争みたいなものだ。水道橋博士はそれにやられて病院送りにされたのだ。
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ビートたけしよ目を覚ませ!! と祈っている傍の人間からしてみれば、人間として、とか、才能が、とかいうところが錯覚とはいえ気に入ってしまっているものだから、性愛がらみの愛人の場合よりもかえって始末に悪い。アタマを冷やさせるのにいちばんいいのは失敗をなんとか糊塗しようとぶざまをさらしている現場なりを目撃させることだが、なかなかそういうチャンスは訪れてこない。
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私? 私ならとりあえず刺客を送り込む。愛人の愛人。54歳ならまだまだいける。三十させごろ、四十しごろ、五十ゴザかき、なんつって。知っとるけ? 「男と女はハッシッシ」だし。(了)
† ドナルド・トランプ(72)は安倍晋三(64)の鉄人28号である。安倍晋三が金田正太郎君であるとは限らないが
†† いろいろワケがあって、日本の夫人たちはスゴーくおしゃべり
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