2019年5月21日火曜日

まるで存在自体が地獄のような連続殺人犯、筧千佐子の“晩年”



怖いものを読んでしまった。この茫漠としてどこまでも孤独な心象に、私ならきっと耐えられないだろう。↓





◆『時事通信社』2019年5月19日配信
【筧被告「死んでおわび」=二審判決前に面会応じ-記憶あやふやな様子も・大阪】

《  「死んでおわびをします」。

京都、大阪、兵庫で起きた青酸による連続不審死事件で、一審京都地裁で死刑判決を受けた筧千佐子被告(72)が24日の大阪高裁判決を前に、大阪拘置所(大阪市都島区)で時事通信の取材に応じた。「死刑にしてください。あの世に行く」と被害者や遺族に対する謝罪と覚悟の言葉を述べる一方、一連の事件について覚えているのは「半分半分」と語るなど、記憶があやふやな様子も見せた。

面会は4月に2回行った。筧被告の髪は白くなり、肩にかかる長さまで伸びていた。表情には疲労がにじみ、何度か質問を聞き返すこともあったが、終始はっきりした口調で、時折笑顔も見せた。

一連の事件について、被害者の氏名を挙げて殺したか質問すると「殺したかな?」「裁判のときに言っている」などと述べ、明確にはしなかった。しかし、別の日に同じ質問をすると、夫勇夫さん=当時(75)=を殺害したことは認めたが、他の被害者は「殺していない。殺すような深い付き合いをしていない」と否定した。

死刑判決は「人をあやめたら死刑になる。裁判のときも『嫌や』とか言っていない」と淡々と受け止めていた。「恐怖は感じないのか」と問うと、「不安は通り過ぎた。くだらない質問」と切り捨てた。一審判決が維持された場合、上告するかは、「そこまで考えていない。あすの命も分からないから」と明言を避けた。

弁護側は裁判で、認知症で訴訟能力を失っていると主張した。筧被告は「認知症ではなく年相応に忘れっぽいだけ」と述べる一方、「(認知症の自覚も)所々ある」と話すこともあった。その上で、「昔のことを思い出したくない気持ちもある。孫の名前や年も全部忘れた」と語った。 》





筧千佐子(72)による連続不審死事件とは『時事ドットコムニュース』によると以下のようなものだ。



《 一審判決によると、筧被告は2013年12月に京都府向日市の自宅で夫の勇夫さん=当時(75)=を殺害。借金の返済を免れる目的で07年、交際していた神戸市の男性を殺そうとしたほか、12~13年には遺産を得るために内縁関係にあった大阪府貝塚市の本田正徳さん=同(71)=、兵庫県伊丹市の日置稔さん=同(75)=を殺害した。弁護側は病死や事故死の可能性があり、被告は認知症の影響で訴訟能力もないと無罪を訴えたが、京都地裁は退け死刑を言い渡した。》



夫の筧勇夫(享年75)とは死亡する前月に入籍していて、一部の被害者の体内からは青酸化合物が検出されている。また、筧千佐子の過去の交際相手、結婚相手で死亡している当時すでに高齢の男たちは大阪や兵庫、奈良と近畿一円に11人に上っていることもわかっている。



とくに印象に残っていたのは「07年、交際していた神戸市の男性」の場合で、喫茶店に呼び出し青酸化合物入りのカプセルを飲ませ、路上で倒れさせたというその手口がなかなか鮮やかな感じがしたからだ。カプセルを飲ませて結果を見届けずそのまま別れてしまうというのもなかなかできないことだろうとも感じたりして。



被害者と喫茶店で別れたあと筧千佐子が抱いたであろう、言葉は悪いがシメシメ感がご紹介した記事の茫漠として孤独なイメージに結びついてたいへん怖い。霧のなかから現れて毒を盛ってまた霧のなかに帰っていくような。



でもって青酸化合物やカプセルの入手、取り扱いなど操作の糸口になるものはいくつもあるはずなのに、なかなか尻尾を掴ませなかった手際のよさも怖い。



これにさらに老いというものへの恐怖も加わる。私もいつか筧千佐子のように茫漠と現実を見失ったりしてしまうのだろうか、と思うとゾッとする。



施設に入所中の母親の見舞いにいってこよう。(了)







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