2019年1月27日日曜日

大坂なおみのおかげでシャイが美徳になったのねー



全豪オープン女子で大坂なおみ(21)が優勝しました。どうしたらこんなに強くなれるの? あるいはこんな羨ましい子どもに育てられるの? とか、賞金(410万豪ドル=約3億2000万円)えーなー、とか、もしかして『大岡越前』に出ていた俳優・大坂志郎(享年69)と関係があるんじゃろか? とか、ただただスンゲーとか、それぞれみなさまご感想がおありだと思います。



ワタクシは、大坂なおみが陳腐なパブリックイメージに囚われなければいいなあ、そんなものからはいつまでも自由でいてほしいなあ、と思いながら試合後の表彰式を見ていました。テレビを点けたらすでに試合は終わっていたので。遅れてきた青年(by大江健三郎)でごわす。



たとえばこの記事が大坂なおみのパブリックイメージをよく反映しています。↓





◆『サンケイスポーツ』2019年1月26日配信
【大坂、優勝スピーチでなおみ節「以前はちゃんとメモを読んだけど何を言うか忘れてしまった」/全豪テニス】

《 テニス・全豪オープン(26日、メルボルン)女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が、第8シードのペトラ・クビトバ(28)=チェコ=を7-6、5-7、6-4で撃破。初優勝を飾り、優勝賞金410万豪ドル(約3億2000万円)を獲得した。世界ランキング4位の大坂は昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝で、大会後に日本勢初の世界1位となることが決まった。

優勝カップを掲げた大坂は優勝スピーチで「人前でしゃべることは苦手。何とか乗り切りたい」と話し、会場の笑いを誘った。「グランドスラムの決勝であなたと戦えたことを光栄に思う」とクビトバをたたえた。「以前はちゃんとメモを読んだけど何を言うか忘れてしまった」となおみ節で締めくくった。》





「なおみ節」、エキゾチックジャパン!! でございます。試合ではもの凄く強くて体格も立派(身長180cm)なのに、シャイで可愛らしくて愛嬌がある、つまり大坂なおみは、“気はやさしくて力持ち”という日本人好みのキャラクターに落し込まれています。弁慶型とでもいうのでしょうか。ちょっとイヤですねえ。



しかし当然ながらそのようにまるっきりステレオタイプな人間など存在しないわけで、大坂なおみの内気さはたぶんワタクシたちの想像を遥かに超えています。ですから、大坂なおみが壁打ちをしているのをたまさか見かけたら、性格が悪いワタクシはたぶん笑ってしまうでしょう。



実際に、たとえば表彰ステージの横で関係者お偉いさん、それから準優勝したペトラ・クビトバ(28)のスピーチを聞いているときの大坂なおみはなぜか終始浮かない顔をして、ほとんど笑顔が出ませんでした。まるでなにかをしでかして叱られる順番を待っている子どものようです。不機嫌そうに見える瞬間もありました。



そういう人なわけです。テニスをして勝つのは大好きだけれども人前でなにか喋ったりするのはほんとうに苦手で、それが終わるまでは気が気ではないのです。ええ、ええ。ワタクシもかつてはたいへん内気(not陰気)な子どもでしたからよーくわかります。小学生時代までは吃音症でしたから。もう、一刻も早くこの場から逃れたい気持でいっぱい。



大坂なおみのジョークというのも、実はジョークではなくて自然に笑われてしまっているものも多いようです。天然。ですから大坂なおみは、自分が主役であるはずの表彰式の中心にいても少し孤独です。



気になるのはここのところです。本人はけっこう辛いのに周囲は美徳だなどといって囃し立てる。ご両親やコーチなどがしっかりフォローしていないと、ストレスが溜まるどころかもっとたいへんなことになってしまいます。とワタクシは危惧しますね。



悪い男というのはこういうスキにじょうずーに入り込んでくるものなのです。「キミはみんなが思っているより少しだけ孤独なんだね」なんつって。どうする?



たぶん狙っている男たちは山ほどいるでしょう。全米オープン以降ツアー賞金だけで約7億5000万円も稼いでしまったのですから、もーたーいへん。アディダスとのスポンサー契約は約10億円だといいますし。



大坂なおみ自身は好きなタイプを去年12月29日放送の「The世界力3」(フジテレビ)では「顔だけ」の注釈付きではありましたが、「大谷翔平」と語っております。そらあーた、とても太刀打ちできるものじゃございません(by大泉洋)。



アメリカの人気トーク番組『エレンの部屋(The Ellen DeGeneres Show)』で憧れだと語ったのは俳優マイケル・B・ジョーダン(『ブラックパンサー』の悪役)でした。たいへん失礼&僭越ながら、ブリーダーとしては大谷翔平(24)とのペアリングのほうにより興味があります。



大坂なおみ、全豪オープン優勝おめでとう!! おかげさまでワタクシたちも、語義矛盾ではありますが堂々とモジモジできるっす。(了)



 † マジメな話、スッピンのデーモン小暮(56)はカエルの生干しというより新党大地代表の鈴木宗男(70)だったというリークが

 †† 「韓国はフェイク国家」とフェイクづくりのプロ高須克弥院長(74)

 ††† 町田康(57)は個性派俳優・大辻伺郎(享年38)の忘れ形見か

 †††† 金持ちのメンタルやライフスタイル記事を書き飛ばしているライターの年収57万円説





楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





0 件のコメント:

コメントを投稿