2018年11月29日木曜日

Kōki,、自称モデル。批評が存在しない日本芸能界の極北



ネットが生んだものはいったいなんだろう? ワタクシも含めて有象無象の愚論曲論、罵詈雑言、ネトウヨ。そんなのばっかしじゃないのかえ、ええ? 芸能についてさえいっこうにまともな批評が育ってこない。



問題は、誰もが気軽に発言できすぎてしまうところにあるのはみんなわかっている。しかしそれをダメだといい出したらネットコミュニティ——そんなものがあるとして、を否定することになる。誰もが書けてしまう(ような気になる)便利で重宝なツールもこの場合、問題といえば問題かもしれない。



おお、そうだよ。その通りだ。ワタクシはバカからは紙もペンも取り上げてしまえ!! といっておるのだ。くらいにイライラする。



きちんと編集されたWebマガジンが出てくればいいのだけれども、そうしたメジャークラスのWebマガジンには批評でやっていこうというそもそもの方針がない。業界の広報誌みたいなのばっかり。その結果どういうことになっているのかといえば(↓)こういうことだ。





◆『週刊実話』2018年11月28日配信
【木村&工藤の娘Koki,が浴びる業界怒涛の“褒め殺し”の恐るべき背景】

《 木村拓哉・工藤静香夫妻の次女として、今年5月に鮮烈なモデルデビューを果たしたKōki,(コウキ)。1年目とは思えない異例づくめの躍進を遂げる彼女だが、業界では“逆効果”が懸念され始めている。

 

11月26日、Kōki,は都内で開かれた『ELLE CINEMA AWARDS 2018』の授賞式に出席。「エンタメ界において今年最も輝いており、これからの活躍を応援したい女性」に贈られる『エル・ガール ライジングスター賞』を受賞した。



同アワードは2015年から開催されている映画賞で、2016年には作品ではなく個人表彰も開始。その後も年々名称変えながら、今年から「ライジングスター賞」に改められた。Kōki,は栄えある最初の“ライジングスター”となった上、映画未出演にして映画賞を受賞する史上初の快挙も成し遂げている。


しかし、映画未出演での映画賞受賞には、多方面から疑問の声が上がっているのが現状。あまりの異例さに、業界では「Kōki,つぶし」説さえ囁かれているようだ。


「出自からして話題性抜群の子ですから、確かに彼女を押し出さない手はありません。しかし今では、あまりにもプッシュし過ぎて、もはや“褒め殺し”状態。Kōki, に泊を付けるというより、恥をかかせるために持ち上げているのではないかとさえ囁かれています」(芸能ライター)

 

さらに、Kōki,への追い風が向かい風に変わり始めたのは、“ある出来事”がきっかけだったという。



「当初は純粋な期待を浴びていたKōki,ですが、8月に高級ブランド『ブルガリ』のアンバサダーに就任してから業界の風向きが変わり始めました。Kōki,は同アンバサダーに日本人初、史上最年少の記録付きで起用されていますが、『世界的ブランドにまでねじ込むのはやり過ぎだ』と一気に批判が高まってしまったんです。これ以降、業界では異例の出世を逆手に取った“褒め殺し”路線が目立つようになりましたね」(広告代理店関係者)

 

もはやヤケクソのようにKōki,をゴリ押しする芸能界。アンチが増える一方のこのプロモーションの、本当の意味とは何なのだろうか。》





タイトルにある「“褒め殺し”の恐るべき背景」はどこへいったんだろう? まあこんなところでイチャモンをつけていても仕方がない。ネットなんてこんなものなのよ。



最後の「本当の意味とは何なのだろうか」についてはわかっている。日本の芸能界、芸能マスコミは誰かの思惑によっていとも簡単に動かされてしまうということを大々的に証明して見せたことだ。あまりにも恣意的につくられるスター、Kōki,はその最終形態といってもいいんでないの。



生まれてこのかたこういうことをダラダラと許していたから、ワタクシたちはいま、観たいものがまるでない!! 聴きたいものがまったくない!! そのうえ世代交代が起こらない!! という膨大なツケを支払わせられ続けているんでないのかい。違うかい。



であればここでもう一度紙に戻ってやり直すくらいしかワタクシには策が思い浮かばない。最近、ネットは言論の器としては人間にとってまだまだ大きすぎるのではないか、とぼんやり考えていたこともあってそう思う。



人間は人類規模ではほんとうにはモノを考えられない、それは人間の限界を超えている。とワタクシは思う。突然ですまねども。それが証拠に、社会や世界平和に貢献したいとかなんとかいっているヤツの蓄財にかける情熱の凄まじいこと。結局身の回りにあくせく。そんなバカで間抜けな人間にネットは手に負えない。紙でコツコツやるのが身の丈に会っているのではないか。



芸能を見る醒めた目の冷たさ、熱量の低さというものは、もういかんともし難いかもしれんけどねえ。(了)





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