モノゴトが必要十分かつストレートに実行される快さを久しぶりに感じさせてくれたのが守谷慧・絢子の結婚披露晩餐会だった。概要はこんな感じ。(↓)
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◆『朝日新聞DIGITAL』2018年10月30日配信
【絢子さんが結婚披露晩餐会 カンボジア製シルクドレスで】
《 結婚して皇室を離れた高円宮家の三女守谷絢子さん(28)と日本郵船社員の守谷慧(けい)さん(32)の結婚披露晩餐(ばんさん)会が30日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。皇族方や安倍晋三首相ら約70人が出席。皇太子さまが「どうぞこれからもお互いを助け合って、笑いの絶えない明るい家庭をお築き下さい」などと乾杯の発声をした。
絢子さんはピンクのシルク地のドレス姿。シルク地はカンボジア製で、NPO法人「国境なき子どもたち」専務理事だった守谷さんの母の故・季美枝さんが生前に選び、団体から宮家に贈られたものだという。引き出物は陶器製のボンボニエールで、両家の紋の周りに絢子さんのお印の葛があしらわれている。
宮内庁の山本信一郎長官と和田裕生・書陵部長は30日、皇室の戸籍簿にあたる「皇統譜」に、絢子さんが結婚により29日に皇族の身分を離れたことについて登録した。》
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聞くところによればケーキ入刀や親への花束贈呈、ましてや素人のど自慢大会、フラッシュモブなどなかったというからスッキリしている。そもそも演壇みたいな設えがなく祝辞がそれぞれの席から贈られていたのも好ましかった。
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国民生活に範を垂れるのが皇室のひとつの役割であるという、むかしむかしどこかで聞いたお話を思い出した。これから結婚しようという諸君にはぜひ見倣っていただきたいものである。「結婚披露宴」ではなくて「結婚披露晩餐会」。これからのトレンドっつーことで。できれば結婚しないでいただけると出席の手間が省けるのでなおいっそう好ましいが。
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しかし、とはいえ守谷慧・絢子夫妻の結婚披露晩餐会には見どころもあった。皇太子妃雅子と守谷絢子が立礼で迎える参加者のあいだを縫うように入場してきたシーンはダイナマイトギャルズ時代の女子プロレスを彷彿させたし、国会論戦のお疲れで呂律がさらに怪しくなっていた安倍晋三の顔面は汚い妖怪ぬりかべのようであった。その隣で薄い刃物のような妖気を孕んだ横目を走らせていた昭恵夫人ともども異界からの使いのようであった。
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また、皇太子の後頭部をあれだけまじまじと拝見したのもはじめてだったような気がする。貴重な体験である。ニュースカメラの都合など一顧だにしない毅然とした主宰者側の姿勢にまた目を見開かされた思いがした。
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さらにさらに、新郎の名前が「けい」というのはなんと素晴しい天の配剤であろう。出席した秋篠宮夫妻、眞子の姿はニュース映像にはなかったけれども、これも不在によって強烈な存在感、この場合は一種の緊張感を示すことがあるということを改めて知らしめる好例だったのである。
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あの借金問題が明らかにされさえしなければ秋篠宮眞子と小室圭は5日後の11月4日に、こちらは帝国ホテルで挙式の予定だった。
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過不足なく、とはこのことをいうのであろう。結婚の披露とはすべからくこのようにありたいものである。
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ここからはもっぱら「圭」関連の話題。ここへきてバッシング報道が一段と激しさを増している。たとえばサイゾーグループのニュースサイト『TOCANA』の2018年10月20日配信【小室圭さん母、出会い系でパトロン探し!? 失踪説が浮上の“空白の2ヶ月”、一体何が――】はこんな調子だ。一部抜粋しよう。
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《 2人の結婚を阻んでいるのは、これまで再三報じられてきた小室さんの実母・佳代さんの“430万円借金トラブル”。元婚約者のAさんから借りたものだが、佳代さんは「贈与にあたる」と主張し、男性側とは意見が食い違っている。この問題がクリアにならない限り、2人の結婚は絶望的。そんななか、佳代さんをめぐって複数の週刊誌が“失踪説”を報じた。
それによると、小室さんが米国留学した前後から、横浜市内にある自宅マンションで佳代さんを見かけなくなったという。勤務先である目黒区内の洋菓子店でも佳代さんの姿は確認できず。息子を溺愛する余り、一緒に渡米したのかとも思われたが、週刊誌記者によると「金銭的にそんな余裕はない。無理して行けば、それはそれで大炎上していた」という。
最新情報によると、佳代さんは先日ようやく自宅マンションに帰宅したというが、姿を消した2カ月間に何をしていたかは不明なまま。一体何をしていたのか?
「借金問題をクリアするため、Aさんに続く新たなパトロン探しに奔走していたようだ。彼女は親族と疎遠になっているため、旧友をたどるしかないが、それも少ない。そう考えると、出会い系サイトや熟年同士のカップリングパーティーを利用したのではないか? そうした場で資産家男性をゲットできれば良かったが…」とは宮内庁担当記者。
18日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、帰宅した佳代さんは「生気が感じられず、精神的にも肉体的にもかなり参っている様子」だったという。起死回生の作戦は失敗に終わった!? 小室家の〝銭闘〟はギリギリまで続く――。》
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なんとまー。まったく書くにこと欠いたのか根拠のない想像でしかないではないか。しかもカップリングパーティ参加? いくらワタクシでもここまでの飛ばしは書かない。と思う。しかし同時にここまで書いてしまうということは、もうこの結婚はないと読んでいるということである。ワタクシもそう思う。
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で、現在のところ小室家の430万円の借金はどうなっているのだろう? 『週刊女性』2018年11月13日号【小室圭さんの「極秘帰国」説はどのようにして皇室記者たちに流れたのか】によれば
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《 秋篠宮ご夫妻が、一般の結納にあたる『納采の儀』を行うために求めている“借金トラブルの解決”がなされたのか。竹田さん(仮名)本人に聞いてみると「返済はおろか連絡すら来ていませんよ」とのこと 》
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である。
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しかしもしも2人が結婚できるとするなら、それは国民の了解を得るためにもしっかりした経済力を証明するためにも、小室圭がワシントン州と日本国内での弁護士活動資格を得てからになるだろう。たぶんこれから5年以上も先のことだ。そのときはきっととてもとても派手な「結婚披露宴」になるはずだ。
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人生いろいろ(by島倉千代子)。明暗のコントラストが強過ぎて目が眩みそう。(了)
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