2018年10月30日火曜日

病みアピール女と癇癪男



心の闇を告白してから支持が増えたといわれている田中みな実(31)である。しかしこの人の「心の闇」というのは「私はなに? 私は誰? 私はどうして?」みたいな、いってみれば中学生の自我の葛藤のような、ハシカのようなものみたいだ。それも演出つきの。ブラックマーケットならぬ闇マーケティング。悪質だと思うなあ。↓





◆『ナリナリドットコム』2018年10月29日配信
【田中みな実、この1年は「自分を殺して生きていた」】

《 フリーアナウンサーの田中みな実(31歳)が、10月29日に放送されたラジオ番組「田中みな実 あったかタイム」(TBSラジオ)に出演。この1年を「自分を殺して生きていました」と語る一幕があった。

この日のゲスト、占い師でタレントのゲッターズ飯田から「お元気ですか?」と聞かれた田中は、「空元気です!」と返答。飯田は「でしょうね。この1年が珍しく大変だな、と。2017年末から18年ぐらいが運気が苦労というか、よく言えば勉強になる分、疲れやすいという時期に入ってましたから」と続けると、田中は「確かにそうですね。自分を殺して生きていました」と告白した。

田中は自分らしさについて考える内に、最終的には「自分らしさなんて必要ないんじゃないか。その場その場で必要とされている自分を演じ切ることが良いのではないかと思い、どんどん、どんどん自分の首を絞めている状態です。現在」と、自身を追い詰めているかのように語る。

さらに、飯田が田中に対して「大人になる運気がある」と、田中の運勢について語ると、田中は「大人にこれ以上なりたくないんですけれどね、年齢的には!32歳までは何となく大丈夫な気がして…33になるわけですよ、来年。そうすると、おっ…急に大人だなと。社会的にも」と、大人になりたくないと発言。飯田から「もう、いい年ですね」と言われると、田中は「いやん!それ言わないでください」と嬌声を上げていた。》





ここでも「自分らしさ」について語っておられる。田中みな実ではなくても、自分探しとかなんとかいってわざわざ旅に出たりまでする方々もおられる。自分らしさというものはどこかに落ちているものなのか? 誰かに教えてもらうものなのか? ワタクシには自分探しなどまったくムダなことに思える。吉田拓郎(72)でもあるまいし。



こういってしまっては申しわけないけれども「自分らしさ」ということがそもそも幻想なのだ。仮に万一、百万が一、「自分らしさ」を見つけたと思ったとして、自分の考えや行動ばかりではなく一見の印象までも含めてその「自分らしさ」に合わせて100%自分をコントロールできるわけがない。



つまり、あなたの「自分らしさ」はあなた以外の人間が決めることなのだ。というかあなた以外の人間の首尾範囲なのだ。あなたが探すものではございません。自分らしさは自分の背中のようなもので自分では決して見られないけれども他人さまからはよ〜く見える。そういうもの。



そこにこだわってみせる田中みな実なわけである。で、「自分らしさなんて必要ないんじゃないか。その場その場で必要とされている自分を演じ切ることが良いのではないかと思い」とかなんとかいってみる田中みな実である。



「その場その場で必要とされている自分を演じ切ることが良いのではないか」ととりあえず懐疑的に語っているけれども、みんなそうして生きているのである。それが社会性というものである。田中みな実はこういうバカげたことで自分の立ち位置を確保しようとしている。どれだけ自分をかいかぶっているのか知らないけれども。というか、まあそこは自覚的なんだろうけれども。青少年にはたぶん迷惑なことだ。



ついでにいっておくと、アイデンティティというのものがある。たしかドイツ生まれの発達心理学者がいいはじめたことだが、おかげさまで「アイデンティティ」の殻に閉じこもる人が多いこと。殻に閉じこもることはなかったけれど、これが本当の私、と自覚し主張する自家撞着の滑稽さをどれだけ見せつけられてきたことか。オレにはそうは見えないけどな、の連続。



それよりもテート・ラビアンカ事件を起こしてピッピー文化の幕引き係をもって任じたチャールズ・マンソンの「オレはおまえだ。おまえはオレだ」のほうが遥かに人類のあるべき未来を照らしているとワタクシは思う。



うむ。でもってこんなワタクシでも自分を抱きしめて幸せを感じる瞬間はある、というお話を最後にさせていただきたい。実は昨日



「オンナはカラダが全て!!眉唾ものの極上ボディ50人 BEST4時間」



というアダルトビデオのパッケージ写真を見たのである。「眉唾ものの極上ボディ50人」!! ワタクシはこれを見つけたときたいへんに幸せであった。幸せというのは実にささやかな他愛のないものといわれるけれども、まさにその通りだ。そしてこれがワタクシという人間である。



ちなみにレーベルは『BAZOOKA』である。BAKAZOOのほうがよくはないか? うむ。これもうれしいなあ。(了)




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