今度は東大か。↓
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◆『産経新聞』2018年10月23日配信
【自宅マンションで女性に乱暴 「ミスター東大」出場経験の男を逮捕 警視庁】
《 自宅マンションに女性を連れ込んで乱暴したとして、警視庁新宿署が強制性交容疑で、「ミスター東大コンテスト」に出場経験がある男(24)を逮捕していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
調べに対し、男は「覚えていない」などと容疑を否認しているという。
捜査関係者によると、男は東京都新宿区西新宿の稲井大輝容疑者。9月の事件当時は同大経済学部に所属していた。平成26年に開催された「ミスター東大コンテスト2014」に出場し、インターネット上の特設サイトでは、ファイナリスト5人のうちの1人として紹介されていた。
捜査関係者によると、稲井容疑者の逮捕容疑は、9月15日、自宅のタワーマンションの一室に30代の女性を連れ込んで乱暴したとしている。稲井容疑者は同日逮捕され、今月5日に強制性交罪で起訴された。現在は保釈されているという。》
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ご承知の通り、今月16日には酩酊状態の女性に乱暴した準強制性交容疑で東京都港区元麻布の慶応大学2年、渡辺陽太容疑者(22)が逮捕されたばかりだ。この男も「ミスター慶応コンテスト2016」に出場していたというから奇妙な偶然である。幸島の猿みたいなシンクロニシティが起こっているのであろうか? あれはライアル・ワトソン(享年69)のデッチ? そう。
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そういえば小室圭(27)も「湘南江の島 海の王子コンテスト」で優勝していた。こっちは江の島。いや、ただそれだけ。
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慶応大学といえばさらに去年8月、女子学生に集団で暴行を働いたとして集団準強姦容疑(当時)で「広告学研究会」の学生6人が書類送検されている。「広告研究会」は「ミス慶応コンテスト」の主催である。
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ふむ。一流大学と強制性行為とコンテスト。三題噺である。慶応と東大だからニュースになったという側面はあるだろうにせよ、近年、性犯罪自体は急激に増えているわけでもないので、考えてみてもいいかもしれない。と思って考えた。出てきた答えは「勝者総取り」の世の中ということである。
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大江健三郎(83)がノーベル文学賞を受賞したとき、インタビューを受けた筒井康隆(84)がテレビカメラに向って「大江さん!! おめでとう!! あなたはもうなにをしてもいいんだ!!」と絶叫したというお話があるけれども、「勝者総取り」とはそんな感じのものだ。
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ノーベル文学賞を獲ったからといってなにをしてもいいということにはもちろんならないけれども、文学の世界にいればそういう気分にもなるでしょ、という気持はわからないでもない。
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またそういえばで恐縮だが、村上春樹(69)がスキャンダルで発表を見送られた今年のノーベル賞代わりの「ニュー・アカデミー文学賞」を「メディアからの注目を避けて執筆活動に専念したい」からとかで辞退したらしいではないか。じゃ、本家ノーベル賞なら別扱いってこと? という疑問がとうぜん湧く。
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しかしこれも「勝者総取り」であって、文学賞はノーベル文学賞一択!! な雰囲気なのであろう。もしかして「ニュー・アカデミー文学賞」を貰ってしまったら本家から嫌われるかしら? という村上春樹らしいためらいもあったのかもしれないけれども、とにかく卑しい態度で世間をずいぶんがっかりさせてくれたのである。
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文学界ほどではないけれども受験界というものがあるとして、これも狭い。ただテストで点数を稼ぐためだけに子どものころからビッシビッシと鞭を入れられる精神の世界は文学界以上に狭いかもしれない。そこでこの東大生や慶応大製おっと間違いた(by荒木経惟)慶応大生は勝ち抜いてきたのである。勝ち負けだけの人生観になったとしてもムリはない。
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やったやった!! 我は勝者なり!! 筒井康隆が大江健三郎に対して叫んだように自分に向って「おめでとう!! あなたはもうなにをしてもいいんだ!!」と喚いた、という連想はそう突飛ではないと思う。
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「勝者総取り」の背景には、村上春樹の小説が典型だけれども、多様性のなかの一極集中という現象がある。つまり選択肢が多過ぎて選ぶのがたいへん骨の折れる仕事になったので世間の評判に乗っかるというわけだ。そしてそれだけあれば他はいい、とさっぱり斬り捨ててしまう。
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こうした「勝者総取り」に繋がるの精神が「敗者」に対してなにをなすかといえば、無視、そして隷属や服従の押しつけである。一流大学に入学したからといって世界を征服したわけでもなし、しかしごくごく一部にはそういう勘違いをする者もいるわけである。オレはおまえらとは違うよ、と。人生勝ち負けなんだよ、だからコンテスト大好きだよ、と。
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ついでにいまふと思ったのであるけれども、なんだかこの大学生たちのサカり方は中学生の妄想のなかにいるような気分にさせてくれるではないか。オレのはデカいとかなんとかしょうもないことで喜んでいそうな気がする。
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中学時代はじめてのデートのとき、彼女とただ並んで外を歩いているだけでズボンの前が突っ張って困った、腰を引いて歩いた、という話を知り合いの男がしていた。この大学生たちもそんなふうに無意味に元気だったのであろう。
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たとえ大学受験に勝ったとて人生の全体においてはそれほど大きな意味はない。酷い女を嫁に貰ってしまえ、あるいは酷い婿をもらってしまえば、それだけで人生台なし。なにもかもお終いである。毎日が地獄である。人生においての最大の勝利とは素晴しい伴侶を得ることだと卍にワタクシは思うぞ。ここに出てきた大学生にはよほど心を入れ替えない限りとてもムリだろうな。
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全身小峠英二(42)。(了)
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